年上の妻が隠していたのは、元彼との思い出のオモチャだった4(マガブロ 転載禁止)

前回の話

 涼子の、こんなに弱々しい顔は見たことがない。でも、見るなと言われてもどうしても見てしまう。涼子は、うつ伏せに寝たまま串刺しされるように責められている。
 長いストロークで、垂直に打ち下ろすようなピストンだ。追い詰められたような顔で僕を見つめる涼子は、普段は絶対に見せない弱々しい顔のままだ。

「すごいね、子宮に入りそうなくらい降りてきてるよ」
 和人は、本当に楽しそうに涼子を責めている。彼とは高校の時からの付き合いだが、こんなにもセックスがすごいとは知らなかった。敗北感を感じてしまう。


「ダメ、入っちゃう、子宮に入る……こんなの妊娠しちゃう。子宮の中に出されたら、孕んじゃう」
 涼子は、ますます弱々しい顔になった。でも、さらにとろけた感じだ。
「でも、メチャクチャ締め付けてるよ。このまま中に出されたいんでしょ?」
 和人も、興奮した顔で言う。僕は、すっかりとペニスが固くなっている。さっきは、情けなく中折れしてしまったが、いまは完全に復活していきり立っている。

「ダメ……本当にダメ……ううぅっ、あぁ、イクっ、オマンコイグッ」
 涼子は、弱々しい声で言いながら身体を何度も震わせている。もう、イキっぱなしみたいな状況だと思う。
「ほらほら、アイツ見てるよ。もう、完全に勃起してる。交代する? 俺は交代しても良いけど」
 和人は、余裕のある顔だ。
「い、良いから続けろよ。早く出して終われって」
 涼子は、トロトロの顔をしているのに強がる。
「じゃあ、アイツが見てる前で妊娠しちゃいなよ」
 和人も、かなり調子に乗っている。でも、その言葉で涼子はさらに顔をとろけさせる。

「うぅっ、あっ、んっ、あんっ、もっとっ! 子宮に入れてっ!」
 涼子は、我を忘れて叫ぶように言う。和人は、さらにストロークを強くする。床はきしみ、揺れているのも伝わってくる。

 僕は、結局ペニスをしごき始めてしまった。和人と交代して涼子とセックスをするべきなのに、二人のセックスを見ながらオナニーをしてしまう。最低の夫だと思う……。

「これ、マジで入りそう。でも、良いの? なんか、ヤバい気がする」
 あれだけ煽り散らしていた和人が、心配そうな顔になっている。そもそも、子宮にペニスなんて絶対に入らないと思う。でも、二人がそろってこんな事を言っているということは、あり得ることなんだろうか?

「うぅううっっ!!」
 涼子が、急に大きくうめき始めた。明らかに、リアクションの質が違う。
「は、入った……」
 和人も、さらに弱気な顔になった。
「良いから動いてっ! そのまま突き壊してっ!」
 涼子は、信じられないことを叫ぶ。和人は、その言葉に慌てて腰の動きを再開した。
「ヒィッ、ヒィぅっ、うぅ~~~っ!」
 涼子は、あえぎ声ではなくうめき声を上げている。歯を食いしばるようにして、うめきっぱなしみたいな状態だ。

 和人は、不安そうな顔のまま腰を動かし続けている。
「あぁ、イグ、イグッ、んぉっ、子宮に入ってる、おチンポ入っちゃってるっ」
 涼子は、よだれも垂らしてしまっている。この異常な姿を見ると、本当に入ってしまったのかな? と思ってしまう。でも、構造上あり得ないはずだ。

「ヤバい、マジで締まる。これ、最高すぎる」
 和人は、驚きと快感を感じているようだ。
「ダメ……こんなのダメ、あぁ、すごいの来る……見ちゃダメ……瑛太、あっち行ってて……見られたくない」
 涼子は、本当に酷い顔をしている。快感が強すぎると、こんな顔になってしまうのだろうか?

 僕は、涼子にそんなことを言われているのにまだペニスをしごいている。涼子は、本当に泣きそうな顔で、出て行ってくれと言ってくる。
 僕は、そっとリビングを出た。でも、薄くドアを開けて中を覗く。涼子は、強引に後ろを振り返って和人とキスをしていた。

 寝バックの体勢のまま、激しく舌を絡めている。どう見ても、涼子が主導でキスをしているように見える。和人は、嬉しそうに舌を絡めながら腰を動かし続け、涼子を串刺しみたいに責め続ける。

「んおぉおおぉっ、イグッ、イグッ、オマンコイグゥッ!」
 涼子は、野太い声で叫ぶ。こんな姿を見たことはない。涼子は、本気で感じていると思う。強い快感を感じて、あえぎ声も普通ではなくなっている。

「出すよ。このまま子宮の中に出すよ」
 和人は、やっぱりまったく余裕のない声で言う。
「出してっ、子宮の中に直接出してっ!」
 涼子は、いつもの怖い感じはなく、すっかりと可愛らしくなってしまった。そして、スパートをかける和人。涼子は、声も出なくなった。硬直したように固まったまま、後ろから激しく突き続けられている。

 そして、和人は思いきり腰を押し込みながら射精を始めた。その瞬間、涼子は背中を反らせるほどのけ反ってガクガク震えた。
「だ、大丈夫?」
 声もなく痙攣する涼子を見て、和人は慌てている。涼子は、返事もせずにグッタリと床に突っ伏した。

 和人は、慌ててペニスを引き抜く。涼子は、ペニスを抜かれても無反応だ。
「マジか……涼子さん、大丈夫?」
 涼子の身体をそっと揺らす和人。でも、やっぱり動きはない。快感で、失神する? 漫画やアダルトビデオだけの話だと思っていた。

 困った顔で僕を見てきた和人に、大丈夫だからシャワー浴びて今日は帰ってくれと伝えた。
「わかった。なんか、その……悪かったな。やり過ぎたよ」
 和人はそう言って、服を持ってリビングを出て行った。床にうつ伏せのまま失神している涼子……。
 脚はだらしなく拡がり、膣からは精液が流れ出ている。自分の妻のこんな姿を見たら、普通は貧血でも起こしてしまうと思う。

 でも、僕は興奮した気持ちのまま涼子の上に覆い被さり、いきり立ったペニスを突き立てた。弛緩しているので、あまり感覚がない。ペニスは、なんとか膣に入っていると思う。
 でも、長さが足りず、腰を振ったらすぐに抜けてしまいそうだ。僕は、敗北感にまみれている。まるで勝負になっていない。それでも腰を動かしてみた。

 やっぱり、すぐに抜けてしまいそうな感じだ。なんとか抜けないように腰を動かし続けるが、全力では腰を動かせない……。
 亀頭のあたりが肉に包み込まれている。でも、締め付ける感じもないし、感触も薄い。失神しているせいなのか、和人の巨根で緩くなったのかわからないまま、僕は腰を動かし続けた。

 涼子は、失神したままだ。うめき声一つあげない。まるで、寝ている涼子を犯しているような、罪悪感を感じながらのセックスだ。
 玄関の方で音がした。ドアが閉まる音だ。和人は帰ったようだ。そして、和人以上に涼子を感じさせたい……そんな一心で腰を動かし続けた。

 涼子は、相変わらず失神したままだ。床に突っ伏す姿は、大丈夫なのだろうか? と思うような弱々しさだ。僕は、ひたすら腰を振る。でも、刺激が弱いせいで射精しそうな感じはない。

 一体、どこがゴールなのだろう? 何をしたいのだろう? 自分でも、よくわからないまま腰を動かし続けた。しばらくあがくように腰を動かしていると、
「あれ? おチンポ小っちゃくなった……」
 と、涼子が少しろれつの怪しい口調で言う。完全に失神していたんだなと思った。

「なんだ、瑛太か……これって、ちゃんと入ってる?」
 涼子は、少しからかうように言う。僕は、しっかりと根元まで入っていると告げた。
「全然違うんだ。瑛太の、こんなに短かったっけ?」
 涼子は、悪気なく聞いた感じだ。僕は、これが限界だと告げた。
「そっか、それなら仕方ないか。じゃあ、私が上になってやるよ」
 涼子は、すっかりと口ぶりも表情も変わった。いつもの男勝りの感じだ。いつもの涼子に戻ってホッとした気持ちもあるが、さっきまでの可愛らしい涼子をもっと見たいという気持ちもある。

 そして、さっさとペニスを引き抜くと、僕を床に仰向けに寝転がらせた。いきり立って揺れているペニスを指でつつきながら、
「こんなに違うもんなんだ」
 と、からかうように言う涼子。馬鹿にされたような悲しい気持ちになりながらも、やっぱり興奮してしまう。

 涼子は、そのまままたがって騎乗位で挿入すると、腰を前後に動かし始めた。
「ちょっと、感覚鈍くなってるみたい」
 涼子は、戸惑いながら腰を動かす。僕は、和人ので拡がってしまったのかと聞いた。

「そうかも。あんなので失神するまで責められたら、しばらく緩くなるかもな」
 涼子は、バツが悪そうだ。それを誤魔化すように腰を動かし続ける涼子。でも、和人としている時のような、必死な感じはない。
 余裕がある態度……それほど感じていないのかもしれない。僕は、情けない気持ちのまま、気持ちよくないの? と聞いた。

「だから言っただろ? 感覚が鈍くなってるって。あんなのとさせるからだよ。後悔してる?」
 涼子は、腰を動かしながら聞いてくる。感覚は薄い感じはするが、やっぱり気持ちいい。絡みついてくる生膣の感触に、射精感は高まりっぱなしだ。

 僕は、後悔してないと答えた。
「だろうな。カッチカチになってるし。そんなに興奮した?」
 涼子に聞かれて、素直に興奮したと答えた。実際、異常なほどに興奮してしまった。その興奮は、いまも収まっていない。

 僕も、さらに質問を続けた。和人のペニスは気持ちよかったのかと。
「そりゃな。失神しといて、気持ちよくないって言えないよな」
 涼子は、やっぱりバツが悪そうだ。僕とのセックスよりも気持ちよかったのかと聞くと、
「そんなの、比べるものじゃないだろ? そんなの良いから、早く出せよ。アイツに負けたままでいいの?」
 涼子は、よくわからない煽りをしてくる。負けたまま? 中に出したら勝ちなのだろうか? 僕は、よくわからないまま腰を動かし始めた。

 突き上げるように動かし、少しでも奥にペニスを送り込もうとあがく。でも、やっぱり僕のペニスはどこにも突き当たらない。奥が気持ちいいと言っていた涼子……でも、奥を刺激することは出来そうにない。

 奥まで責められなくてゴメンと謝ると、
「そんなの生まれつきのものだから。気にしなくても良いよ」
 涼子は、珍しくそんな風に言ってくれる。優しい言葉をかけられると、不思議と落ち着かない気持ちになる。僕は、すっかりとイジられることに慣れてしまっているのだと思う。

 涼子は、そのまま乳首を舐め始めた。さらに快感が高まり、射精感がかなり強くなってきた。でも、和人のセックスに比べてあまりにも短いと思い、必死で堪えた。

「アイツのが子宮に当たると、本当に気持ちよかった。頭真っ白になって、中に出して欲しいって思った」
 涼子は、耳元でささやくように言う。そんな言葉に、激しく嫉妬してしまった。僕では出来ないこと……子宮に当てるなんて、一体どれほどの長さが必要なのだろう?
「ディルドと全然違った。大きさは同じくらいでも、気持ちよさが段違いだった。あんなの知ったら、忘れられなくなる」
 涼子は、そんなことを言いながら乳首を指で刺激してくれる。

 僕は、興奮が高まりすぎて射精を堪えるのが難しくなってきた。動きを止めると、すぐに涼子の腰が妖しく動き始める。感触が薄かった膣も、すっかりと元に戻った感じがする。

 涼子も、感触が戻ってきたと嬉しそうに言い始めた。
「良かった、ガバガバになったのかと思った」
 涼子は、本当にホッとした顔になっている。考えてみたら、こっそりとあのディルドでオナニーをしているのに緩くなっていないのだから、同じくらいのサイズの和人のペニスでガバガバになるはずはないのかも知れない。

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