結婚間近の恋人は、元彼に奥を開発されていた5(マガブロ 転載禁止)

前回の話

「有香、本当に好きだよ。ずっとこうなりたいって思ってた」
 伸吾くんは、情熱的に言いながら腰を振り続ける。たった一度のセックスで、いくらなんでも距離が縮まりすぎだと思うが、もともとお互いに好意を持っていたのならこうなるのも必然かもしれない。

「私もだよ。本当に、ずっと気になってた。こんな風に、エッチしたいなって思ってた」
 有香は、声がうわずっている。快感と感情の高ぶりで、我を忘れかかっているように見えてしまう。
「俺も思ってた。絶対に堕とすから。俺に夢中にさせる」
 伸吾くんは、真剣な顔で言いながら腰を動かし続ける。腰の動きが複雑に変化し、単調なピストン運動とは違うように見える。


「気持ちいいっ。ねぇ、もっと押して。子宮にギュッてしてほしい。うずくの……伸吾のが欲しいって子宮がうずいてるのっ」
 有香は、感情が高ぶりすぎているように見える。

「凄いでしょ? 伸吾の気持ちよすぎて、子宮を突かれるごとに気持ちが傾いてくの……」
 有香は、僕の顔を見つめながら言う。本気で言っているような顔だ。僕は、危機感で脚が震えている。僕は、そんなに気持ちいいの? 本当に好きになったの? と聞いてしまった。
「気持ちいいよ。久しぶりに奥を固いおちんちんに突かれて、泣きそうなくらい気持ちよかったよ……。それに、好きになったのはもっとずっと前……。伸吾くんの事、ずっと好きだったよ」
 有香は、驚くほど無表情で言う。罪悪感を感じているようでもなく、煽っているようでもない。僕は、ただただ焦燥感でいっぱいだ。
 すると、有香は急に笑顔になった。
「本当にこっちで気持ちを伝えてくるんだね。カチカチじゃん」
 有香は僕のペニスを握りながら言う。確かに、僕のペニスはカチカチを通り越えて射精しそうになっているほどだ。
「許可もらったから、もっと伸吾くんと親密になるね。いっぱいデートして、いっぱいエッチするね」
 有香は、笑顔で言う。本当に嬉しそうに見えてしまう。そんなのダメだよと言ったが、
「こっちは言ってないよ。もう出ちゃいそうじゃん。いっぱいキスして、いっぱい愛し合うね」
 有香は、僕のペニスを握ったまま煽ってくる。僕は、射精寸前だ。しごかれてもいないのに、二人のセックスを想像しただけで限界になっている。

「本当にヘンタイだね。どヘンタイじゃん。想像してる? 私が伸吾の大っきいおチンポで狂う姿……。本当に狂うんだよ。伸吾とエッチしてる時は、幸広の事なんて頭からなくなる」
 僕は、泣きそうな気持ちでうめく事しか出来ない。
「次は、中に出してもらうね。さっきも、中に出してほしくて切なかったんだ。フフ、凄いね、こんな話聞かされてもっと固くなった。良いよ、イケッ! 射精しろっ!」
 有香は、急に怖い感じになった。でも、僕はその言葉で本当に射精してしまった……。

「すご~い。本当に出た。射精管理だね。これからは、私に勝手に射精しちゃダメだよ。オナニーも禁止。破ったら、伸吾と本当に子作りセックスしちゃうからね」
 有香は、手を精液まみれにしながら言う。僕は、有香の視線から逃れるように画面に目を戻した。画面の中では、キスをしながら対面座位で愛し合う二人が映っていた……。

 この日から、僕らの関係は決定的に変わってしまった。もともと僕が主導権は持っていなかったが、完全に有香が上の立場という感じになってしまった。
 そして、休みが合わなくて会えない分、有香は伸吾くんとデートをするようになった。僕と休みが合う時は毎回デートしてくれるが、それ以外は伸吾くんと過ごす事が当たり前になっていた……。

 スマホの通知が来た。仕事中なのですぐに確認出来ないが、ポケットの中のスマホが気になって仕方ない。見なくてもだいたいわかっているが、それでも気になってしまう。
 今日は、有香はお休みだ。同じく休みの伸吾くんと過ごしているはずだ。二人は同じ職場なので、基本的に休みも同じだ。一ヶ月の間で、僕と過ごすよりも彼と過ごす事の方が多い……。

 そして、僕は少しして会社を出た。客先に行くためだ。でも、社用車に乗ると、すぐにスマホを確認した。メッセージも何もなく、写真だけが添付されている。
 それは、使用済みの口を縛ったコンドームだった……それが3つも映っている。僕は、嫉妬と焦燥感で立ちくらみ状態になった。
 でも、貧血っぽくなっているのに、股間には血液が集中してしまった。

 まだお昼前だ。それなのに、もう3回もセックスをした? 僕とのデートで家にいる時も、こんなにした事はない。僕が淡泊で、一度射精するとなかなか回復しないということもあるが、それにしても3回は驚かされる……。

 僕は、ドキドキしながら客先に向かった。頭の中は、愛し合う二人のイメージでいっぱいだ。そして、今日の夜の事も気になっている。
 有香は、伸吾くんとのデートの後、僕の家に寄ってくれる。そして、数週間ぶりの射精を許してくれる。僕は、射精への期待で胸がドキドキしてしまっていた……。

 その後も、定期的に写真が送られてきた。これもいつもの事だ。1時間後に送られてきた画像は、グチャグチャになったシーツが映っていた。シーツの中央には、大きなシミが出来ているのもわかる。
 有香は、こんな風に断片的な写真を送ってくる事が多い。直接的ではなく、こんな風に間接的に彼とのセックスを匂わせてくる……。

 僕は、シーツの写真を見ただけでイキそうだ……。すでに、2週間くらいは射精していない。有香のくれた画像や、伸吾くんとセックスをしている有香のイメージでオナニーをしたいのに、射精管理されているのでそれも出来ない。
 こっそり射精してもバレないと思うが、毎日確認されるのでこっそりオナニーしようという気持ちもなくなってしまった。

 また1時間ほどすると、写真が送られた来た。有香の口のアップだ。開けられた口の中には、たっぷりの精液が見える。
 この画像を撮っている時、伸吾くんはどう思っているのだろう? 有香は、なんと言ってこんな写真を撮っているのだろう? それを聞いても、有香ははぐらかして教えてくれない……。

 それにしても、何度目の射精なんだろう? 僕では、こんなに続けて射精する事は不可能だ。有香の口の中の精液は、もの凄く量があるように見える。
 少なくても、4回は射精しているはずだ。それなのにこの量は、どうなっているのだろう? 若さ? あまりに違いすぎて唖然としてしまう。

 ただ、あの日以来、数え切れないくらいに有香と伸吾くんはセックスをしているが、ちゃんとコンドームは使っているようだ。
 さすがに、僕との結婚を控えているのに妊娠は出来ないという判断なのだと思う。ホッとする気持ちが大きいが、少しガッカリしているどうしようもない僕もいる……。

 そして、集中出来ないまま仕事を続け、定期的に送られてくる匂わせ画像に興奮しながら仕事を終えた。寄り道もせずにすぐに帰宅すると、すでに有香が待っていた。
 有香は、笑顔で迎えてくれた。でも、何も言葉をかけてこない。僕は、嫉妬と安心感で泣きそうになりながら彼女を抱きしめてキスをした。

 すると、興奮した息遣いの有香が、すぐに舌をねじ込んでくる。同時に、ドロッとしたものが流し込まれてきた。生臭い感じの臭いと味が広がる。
 僕は、思わず押しのけようとした。でも、有香はキツく僕を抱きしめてキスを続け、口内のものを流し込んでくる。もう、何をされているのか理解したが、自分でも驚くほど興奮してしまっている……。

「フフ、お土産だよ」
 有香は、口の周りを精液まみれにしながら言う。妖艶に、小悪魔みたいに微笑む彼女……。僕は、口の中の精液の扱いに困り果てながらも彼女を見つめる。
「ずっと口に入れてここまで来たんだよ。大変だったんだから」
 楽しそうに言う有香。僕は、ティッシュを取ろうとした。
「飲んでくれないの? 私の口の中に入ってたんだよ?」
 有香は、可愛らしい顔で言う。まるで、甘えているような仕草だ。僕は、言われるままに口の中のものを飲み干した。喉に絡みつく感覚……でも、思ったよりは嫌悪感はない。不味いという感覚もない。

「フフ、飲んじゃったね。じゃあ、ご褒美に射精させてあげる」
 有香は、そう言って僕のズボンとパンツを脱がせてきた。あっという間に下半身裸にされて、恥ずかしい気持ちが湧く。有香は、服を着たままだ。

「じゃあ、どうやって出したい? 私とセックスする? それとも、伸吾との動画を見ながら手でしごかれたい?」
 有香は、そんな選択を迫ってくる。僕は、迷いながらも結局いつも通り、動画を見たいと言ってしまった。

「そう言うと思った。いつもだもんね。じゃあ、見せてあげる」
 有香はそう言って、スマホをケーブルでテレビに繋ぎ始めた。僕は、有香に抱きついてキスをした。有香は、すぐに振りほどきながら、
「ダメだよ、タッチ禁止。それとも、動画はやめてエッチする? 久しぶりに、幸広としたいな~」
 と言う。僕は、動画を見ながらエッチするじゃダメなの? と聞いた。
「そんなのダメだよ。ズルいじゃん」
有香は、何がズルいのかよくわからない事を言う。

 結局僕は引き下がった。そして、動画が始まった。
「撮影始めたよ」
 伸吾くんの声が響くと同時に、フェラチオしている有香が映った。伸吾くんがスマホを手に持って撮影をしているような状況だと思う。

「フフ、なんか恥ずかしいな……誰にも見せちゃダメだからね」
 有香は、少し恥ずかしそうに言う。
「もちろん。有香も、誰にも見せちゃダメだよ」
 二人は本当に楽しそうだ。
「うん。大丈夫。こんなの誰にも見せられないよ」
 有香はそう言って、彼のペニスをくわえた。こうやって、手持ちでハメ撮り風に撮影すると、大きさが際立つ。有香の小さな舌が、太いペニスに絡みつく。カリ首を舐め回す舐め方が、本当に上手になった。

「良いね、エロいよ」
 伸吾くんは、慣れた様子で撮影を続ける。二人は、こうやって動画をお互いに持ち合っている。今は良いとしても、今後別れたりした時、大丈夫なのだろうか? と、不安になる。
 有香は、褒められて嬉しそうだ。そして、大きく口を開けてくわえ込んでいき、ビックリするくらいに喉の奥の方までくわえている。
「んっ、ンエッ、ンオッ」
 えずきながらフェラチオを続ける有香。本当に熱心にフェラチオを続けている。

「あぁ、ヤバい、メチャ気持ちいい。出しても平気?」
 伸吾くんは、すぐに余裕のない声を上げる。彼は、それほど長持ちではないが、すぐに回復して2回戦3回戦と出来る。
「良いよ。いっぱい出して。伸吾のザーメン、飲みたいって思ってた」
 有香はそう言ってフェラチオを激しくしていく。頭を前後に振りながら、睾丸を指で弄ぶ。手を伸ばして、彼の乳首を指で触ったりもしている。
 有香は、本当に上手になった。でも、こんな姿を見ていると、まるで風俗嬢にでもなってしまったみたいで胸がざわつく。

 なによりも、他の男の手でフェラチオが上達したと思うと、嫉妬で怒りすら感じてしまう。
「あぁ、出る、イクよ……。有香、愛してるっ!」
 そんな事を言いながら、伸吾くんは有香の口内に射精を始めた。軽くうめきながら受け止める有香……。でも、その顔ははっきりわかるほどとろけているし嬉しそうだ。

「フフ、いっぱい出たね。ごちそうさま。美味しかったよ」

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