口の悪い嫁と、イケメンなのに童貞の後輩ー完ー(マガブロ 転載禁止)

「じゃあ、そろそろ行ってくるよ。でも、本当に後悔しない? 今日は、ガチで危ない日だよ?」
 加奈は、玄関で心配そうに聞いてきた。今日の彼女は、いつになく可愛らしい姿をしている。もともと可愛い顔立ちだが、今日はしっかりとしたメイクもしている。
 ただ、俺の好みのメイクではない。いわゆる、地雷系と言われるようなメイクだ。涙袋、どうなっているのだろう? 明らかにデカく見える。もう、メイクと言うよりも特殊メイクと言っても良いんじゃないかと思ってしまう。

 ミニスカートに、ヘソがチラ見えするキャミソールっぽい服。ギャルっぽい姿は、意外なほどに似合っている。髪もちゃんとカールさせてクルクルで可愛らしい。
 どこから見ても、可愛い女の子だ。でも、今日の加奈は、賢人と一日ラブホテルで過ごす予定だ。俺のいないところで、ガチの子作りをして欲しい……そんな狂った俺のリクエストを、実行しようとしてくれている。


 もちろん、止めた方が良いに決まっている。と言うよりも、止めなくてはいけない状況だ。でも、逡巡している俺の股間を握りながら、
「もうこんなになってるし……。今抜いあげようか? 抜いたら冷静になって、こんなバカなこと止めるんじゃない?」
 と言った。あきれているような、理解出来ないというような顔で、そんなことを言われてしまった。

 俺は、首を振って否定した。
「ホント、ドヘンタイだね。わかったよ。でも、後悔しないでね」
 加奈は、あきれたように言った。その顔は、目が冷たい気がしてしまった。俺は、後悔はしないと言った。そして、彼女を抱きしめてキスをしようとした。
 でも、彼女は俺の腕をするりとすり抜け、
「そんな気分になれるはずないじゃん。じゃあね」
 と言って出て行ってしまった……。

 さすがに、今回ばかりはやり過ぎだと思う。もしも本当に妊娠してしまったら、どうするべきか? もちろん産むしかないんだが、俺は捨てられてしまうのではないか? そんな事を考えてしまう。
 そして、長い一日が始まった。俺のいないところでというリクエストをしてしまったので、今さら見に行くことも出来ない。

 本当に、二人は俺がいないところでもセックスをするのだろうか? さすがに、やり過ぎだと思ってやらないのではないか? 色々想像をしながらも、やっぱり興奮が収まらない。
 興奮や不安を感じながら、昼を過ぎた。加奈は何をしているのだろう? そんなことを思っていると、スマホが鳴った。慌てて確認すると、加奈からのメッセージだ。

 衝撃的な写真が添付されていた……。秘部のアップの写真。脚を拡げている。膣から溢れた精液は、お尻も太もももグチャグチャになっている。何のコメントもなく、ただ写真だけが送られてきた。本当に子作りセックスをしていることが分かり、脚が震えてしまった。
 でも、俺はその酷い画像を見ながらオナニーを始めた。興奮が抑えられない……そして、しごき始めて1分も保たずに射精をしてしまった。

 俺がやらせたことなのに、強い後悔を感じる。そして、射精したのにまだ興奮も収まらない。いつ帰ってくるのだろう? まだセックスを続けるのだろうか? そんなことを気にしながら、夕方になった。
 さすがになにも食べていなかったので、カップラーメンを作って食べた。今頃二人は、何をしているのだろう……そして、二人を止めない俺……。自分の気持ちすらよくわからなくなってしまう。

 日が落ちた頃、またメッセージが届いた。昼間の画像と同じような写真だが、膣から溢れる精液の量がとんでもないことになっている。まるで、フェイクもののアダルトビデオのような、尋常ではない量が膣から溢れ出ていた。
 その量を見ただけで、妊娠を確信してしまいそうだ。自分の妻が、他の男に孕まされる。托卵というのはドラマやアダルトビデオでは耳にする事があるが、現実にはなかなかないことだと思う。

 俺は、やっぱり後悔の気持ちが高まっていく。でも、結局またなにもしなかった。電話をして止めれば良いだけなのに、結局なにもせずに加菜の帰宅を待った。
 すると、意外にあっさりと加菜は帰ってきた。日付が変わるまでは帰ってこないと思っていたし、もしかしたら止まってくるかもしれないと思っていた。
「ただいま~。お腹空いちゃった。マックあるけど食べる?」
 加奈は、テイクアウトの袋をテーブルに置いて微笑みかけてくる。どう見ても、ただ買い物に行って来たみたいな普段通りの態度だ。
 とても不倫子作りセックスを終えて帰ってきたようには見えない。俺は、カップラーメンだけでお腹が空いていたこともあり、一緒に食べ始めた。

「今日は、ずっと家にいたの?」
 美味しそうに食べながら、話を続ける加奈。朝とは違い、メイクは軽いメイクになっている。地雷系ではなく、いつもの感じだ。髪も、クルクルカールがかかっていたのはなくなっていて、少し寝癖みたいになっている部分もある。
 セックスが激しかったんだろうなと思ってしまう。俺は、ずっとセックスしてたのかと聞いた。
「うん。一日中ずっとだよ。10回近く出されたと思う。最後の方は、透明なのがチョロッと出ただけだったよ」
 加奈は、笑顔で報告を続ける。

「拓真は? 何回オナニーしたの?」
 加奈は、フライドポテトを頬張りながら聞いてくる。俺は、正直に1回だけだと告げた。
「フフ、やっぱりオナニーしたんだ。するかなって思って画像送ったんだよ」
 加奈は、明るい声だ。とんでもないドヘンタイな事をさせてしまったが、加奈はさほど怒っているわけではないみたいだ。むしろ、楽しそうにすら見える。

「ご飯も、食べながらしたよ。食べてる時間ももったいないって、食べながらセックスした。口移しで食べさせたり、飲ませたりしながらずっとセックスしてたよ。もう、わかってると思うけど、たぶん妊娠したよ。アレで妊娠しなかったら、奇跡だと思う」
 加奈は、俺の目を見つめながら言う。俺は、固まってしまった。なにも言えない。すると、加奈は俺の股間を掴むように触ってきた。
「カッチカチじゃん。こんな話聞かされて興奮するなんて、ドヘンタイもいいとこだね」
 ニヤニヤしながら言う彼女。この状況を、楽しんでいるように見える。

 すると、加奈はスッと立ち上がった。そして、ミニスカートを脱ぐと、ショーツ姿になる。ゴージャスなレース造りのショーツは、加奈の気合いが見えるようだ。
「脱がせてくれる?」
 加奈は、声が震えている。かなり興奮しているのがわかる。俺は、黙ってショーツを脱がせた。すると、膣からヒモが出ているのが見えた。もう、イヤな予感しかしない。
「引っ張って抜いて」
 加奈は、まるでセックスをしているのかと思うくらいに声がとろけている。俺は、震える指でそのヒモを引っ張った。ググッと手応えを感じる。でも、ゆっくりと中のものが出てくるのを感じる。
「うぅ……あぁ、出ちゃう」
 加奈は興奮した声で言う。同時に、中からコットンのようなものが飛び出してきた。おそらく、タンポンだと思う。かなり大きく膨らんでいる。そして、抜けると同時に、真っ白な精液が溢れ出てきた。

 強い臭い……部屋の中が精液臭くなる。そして、とめどなく溢れる精液は、床に液だまりを作っていく。
「こんなに出されたよ。でも、これでも半分以下だよ。朝からずっと注がれてたから、いっぱい溢れちゃった。子宮の中も、卵管の中も賢人の精液でいっぱいになってる」
 加奈は、声をうわずらせながら言う。もう、ドキドキしすぎて立ちくらみみたいになってきた。
「なんでそんなになってるの? 興奮しすぎじゃない?」
 加奈は、そう言って俺の股間を踏む。踏まれただけで、一気に射精しそうになってしまった。

「ねぇ、オナニーしてみて。拓真がするの、見たい」
 加奈は、興奮している。俺は、少し迷ったが、素直にズボンとパンツを脱いでオナニーを始めた。しごき始めてすぐ、射精しそうになってしまっている。それでもなんとか堪えながら、オナニーを続けた。
「フフ、すごいね、興奮してるんだ……」
 加奈は、俺のオナニー姿を見て嬉しそうだ。そして、自分で膣を拡げるようにした。さらに溢れる精液……膣壁まで見える。

 俺は、他人の精液まみれになっている膣を見ながらオナニーを続けた。もう、射精を堪えるのも限界になってきた。
「イッちゃうの? 目の前にオマンコあるのに、空打ちしちゃうの? そんなところで出しても、妊娠させられないよ?」
 一つを拡げながら、煽るように言う彼女……俺は、興奮しきった気持ちで加奈を押し倒した。

 脚を拡げて俺を挑発的な目で見つめる加奈……。拡がった膣口からはまだ精液が溢れている。俺は、興奮しきった気持ちでペニスを挿入した。
「フフ、入った。すごく固いよ。興奮しすぎじゃない?」
 加奈は、ニヤニヤしながら言う。ペニスを挿入したのに、余裕の顔だ。賢人が挿入すると、加奈はすぐに余裕のなくなった顔になる。我を忘れたようにあえぐ。
 俺は、敗北感を感じながら、腰を動かし始めた。絡みついてくる膣肉の感触。うねったようにうごめきながら、俺のペニスを締め付けてくる。

「今なら、まだ可能性はあるよ。頑張って。妊娠させて」
 加奈は、俺を見つめながら言う。俺は、夢中で腰を動かし続けた。俺の小ぶりなペニスでも、膣から精液が掻き出されてくる。もう、危機感しか感じない。そして、やっぱりあっけなく射精をしてしまった……。

「フフ、早いね。早さなら、拓真の勝ちだよ。圧勝だよ」
 加奈は、妖艶に微笑みながら言う。小馬鹿にされている感じだが、俺はなにも言えない……。
「これで、安心だね。妊娠してても、拓真が妊娠させたって思えるね」
 加奈は、甘えた顔で言いながらキスをしてきた。感情をこめてキスをしてくれる。愛されている実感は強い。でも、俺の要望以上に、加奈は賢人とのプレイを楽しんでいるように見える……。

「フフ、綺麗にしてあげる」
 加奈は、そう言って俺のペニスを口で清め始めた。感情をこめて、丁寧に清めてくれる。射精直後でくすぐったい気持ちもあるが、快感も強い。
「後悔してる?」
 加奈は、俺を見つめる。こんな風に聞かれて、後悔しているとも言えない。俺は、質問に答えず、加奈はどうなの? と聞いた。
「後悔なんてしてないよ。大好きな人と、子作りエッチできて幸せだった。でも、拓真のことも大好きだから、もっと中に出して欲しい。愛してるよ」
 加奈は、そんなことを言いながらフェラチオを続ける。お掃除フェラと言うよりも、勃起させようとしているとしか思えないフェラチオだ。

 でも、俺は一度射精してしまうとなかなか復活できない。ペニスも小さいが、回復力も弱い。情けない限りだと思うが、こればかりは仕方ない……。
「なかなか大きくならないね。興奮してないの?」

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口の悪い嫁と、イケメンなのに童貞の後輩5(マガブロ 転載禁止)

前回の話

「なにイッてんだよ。女房が浮気してるのに、それ見ながらオナニーするなんて、なに考えてんの?」
 加奈は、ニヤニヤしながら言う。怒っているわけではないが、少しあきれているようだ。俺は、なにも言えずに加奈を見つめる。膣から溢れているのは、量は少ないながらも間違いなく精液だと思う。

「そんなに興奮した? 私が賢人の精液飲んじゃったの、そんなに嬉しいの?」
 加奈は、賢人から離れて俺の方に来た。そして、足でペニスを踏んでくる。素足で踏まれて、屈辱的なものを感じる。でも、それ以上に興奮してしまう俺がいる……。


 俺は、膣から精液が溢れていることを指摘した。
「え? ホントだ。賢人、ギリギリアウトじゃん」
 加奈は、動揺も見せずにむしろ楽しそうに言う。
「ゴ、ゴメン。気持ちよすぎて……中に出したかったから」
 賢人は罪悪感を感じている顔だ。

「どうせなら、全部出しちゃえばよかったのに」
 加奈は、自分でペニスを引き抜いたのにそんなことを言う。
「じゃあ、次はそうする。まだ出来るでしょ?」
 賢人は興奮した顔だ。確かに、彼のペニスはまだギンギンに勃起している。そのまま続けて出来るみたいだ。

「拓真、どうする? まだやりたいんだって」
 加奈が聞いてくる。俺は、答えに詰まってしまった。俺は、自分のフニャフニャになったペニスを見て敗北感を感じている。
 俺は、一度射精をすると、続けてセックスなんて出来ない。回復するのに、かなりの時間がかかってしまう。そんな気持ちのまま、加奈はどうしたいの? と聞いた。

「そりゃ、したいよ。こんなの見せられたら、子宮うずきっぱなしだし」
 加奈は、いつものぶっきらぼうな感じで言う。俺は、好きにしたらいいと答えた。正直、もっと加奈が乱れる姿を見たいと思っている。

「そう言うと思った。ヘンタイ。……賢人、まずは綺麗にしよっか」
 加奈はそう言ってフェラチオを始めた。加奈の体液や精液でドロドロになったペニスを、気にすることもなく舌で舐めて清めていく。

 お掃除フェラなんて、するようなタイプではない。奉仕をするとか、おねだりをするとか、そんなこととは無縁なタイプだと思っていた。

「ホント、全然違う。うずく……くわえると、子宮の奥がエグいことになる……」
 加奈は、そんな風に言いながら夢中でフェラチオを続ける。もう、お掃除フェラという感じではなく、射精をさせようとしているみたいだ。

「そんなに違うもの? ちょっと大きさが違うだけでしょ?」
賢人が、少し余裕を感じさせる口ぶりで言う。俺は、煽られているような気持ちになるが、結局なにも言えない。敗北感しか感じない状況だ。

「全然違うって。だって、そもそも奥まで届かないし。やっぱり、大っきいので奥までググってされると、牝になる……」
 加奈は、とろけた顔で説明をしながらフェラチオを続けている。絡みつく舌、カリ首に引っかかってまくれ上がる唇……見ているだけでドキドキしてしまう。

「もう、我慢出来ない。入れてくれる? 次は、正常位で……」
 加奈は、いつになく可愛らしい声でおねだりをした。賢人は、すぐに加奈を仰向けで寝かせると、いきり立った巨根を握って膣に擦り付け始めた。
「うぅ……早く……ハメて」
 焦れた声をあげる加奈。こんな切なげで物欲しそうな顔を見せられると、ドキドキしてしまう。

 加奈は、それなりに男性経験が多い方だと思う。可愛らしいし胸も大きい。なによりも、性格もサバサバしているので、加奈とセックスをしたがる男性は多かったことは想像に難くない。

「ハメて欲しいの?」
 ペニスをこすりつけながら、賢人が少しイジワルをしている。加奈は、焦れた顔で
「ハメて欲しい……イジワルしないで。おチンポハメて」
 とおねだりをした。夫としては、妻のこんな姿を見せられたら即死級のショックを受ける。でも、俺はすでにペニスをしごき始めていた。
 勃起していないフニャフニャのペニスでも、しごくと気持ちいい。

「もう少しおねだり出来ない?」
 賢人も、少し調子に乗っている。でも、加奈は嫌がる気配もなく自分の膣を指で拡げた。
「早くおチンポハメて。もう我慢出来ないよ」
 とんでもなく卑猥な姿に、俺はドキドキが止まらない。賢人も、興奮しきった顔でペニスを押し込んだ。

 避妊具なしの生のペニスが、一気に根元まで入ってしまう。
「んうぅっ、大っきい」
 加奈は、嬉しそうに言う。その顔は本当に気持ちよさそうで、より焦燥感が増す。でも、俺はさらに興奮した気持ちでペニスをしごいてしまう。

 こんなに興奮しているのに、まだペニスは固くなってくれない。性能の違いを感じてしまう。
「気持ちいい。加奈ちゃん、正常位好きなの?」
 賢人が聞くと、
「好き……顔見ながらしたいから……」
 と、はにかみながら答える加奈……。こんな仕草はあまり見せることはない。可愛いなと思うが、その可愛さが他の男に向けられていると思うと、嫉妬心がもたげてくる。

 賢人は、加菜の顔を見つめながら腰を振り続ける。立て続けのセックスとは思えないくらいに、力強くて気持ちよさそうだ。
 賢人も加奈も、お互いの顔を見つめている。切なげな顔で、見つめながらあえぐ香奈……。どう見ても、賢人に恋愛感情を持っているとしか思えない。

 すると、二人はほとんど同時に、吸い寄せられるようにキスを始めた。激しく絡み合う舌……荒い呼吸。賢人の腰の動きはさらに力強くなり、肉がぶつかる音が響く。
 こんなにも感情のこもったセックスを見せつけられて、俺は敗北感しかない……。

「好きだよ」
 賢人が加奈を見つめながら言う。加奈は、嬉しそうな顔で、
「好きだよ。ずっと好きだった」
 と言った。少しはにかみながらも、本気の顔……再びキスが始まる。
 キスをしたままのセックスが続き、俺のペニスもようやく勃起し始めた。俺のやっていることは最低だと思う。でも、止められない。

「イクっ、イクっ、賢人、イッちゃうっ!」
 必死の顔の加奈。すると、賢人は動きを止めた。
「ど、どうして? 止めちゃダメっ」
 加奈は、不満そうな顔だ。
「先輩が見てるのに、イッても良いの?」
 賢人は、イジワルな顔になっている。
「うぅ……拓真、イッても良いでしょ? 拓真のじゃないおチンポで、イッても良いでしょ?」
 加奈は、切なげな顔だ。俺は、返事に困りながらも、ペニスをしごき続ける。

「拓真のが届かないところまで愛されてるの。もう我慢出来ないよ。イッても良いでしょ? 拓真のじゃないおチンポで、イッちゃうっ! もう無理っ!」
 叫ぶように言う加奈。もうまったく余裕のない声だ。俺は、良いよと答えた。すると、その言葉を待っていたように賢人が腰を動かし始めた。

「うぅっ、あっ、アンッ、気持ちいいっ、全然違うの。拓真、見える? 大っきいのがここまで入ってきてるっ!」
 加奈は、切羽詰まったような声であえぎながら、ヘソのあたりを押さえる。そんなところまで届くものなんだろうか? 加奈の主観なので、そう感じているだけ? どちらにしても、俺のものではそこまで届かない。

「イクイクっ、イグッ、うぅうっ、拓真、もっと見てっ!」
 加奈は、俺を見つめている。本気でそんなことを言っているのだろうか? 俺は、言われるままに結合部を見つめた。大きなペニスが出入りするたびに、加奈はのけ反ったり足の指を目一杯拡げている。
「あぁ、加奈ちゃん、愛してるよ」
 賢人は、感情をこめて愛をささやく。加奈は嬉しそうな顔になり、
「愛してる。ねぇ、出して。中に欲しいの」
 と、とろけた顔でおねだりをした。賢人は、キスをしながら腰を動かし続ける。加菜の腕が彼の身体に巻き付き、必死で抱きついている。

「んっ、うぅ~~っ」
 うめき声をあげながら、加奈は身体を小さく震わせる。身体の相性が良い……そんな言葉では足りないくらいに、二人は気持ちよさそうなセックスを続けている。
「気持ちいい? もっと感じて欲しい」
 加奈はそう言って彼の乳首を舐めた。少し苦しい体勢だが、加奈は夢中で舐めている。そして、賢人はあえぐようにうめきながら腰を動かし続けている。

 加奈は、必死で奉仕をしている。こんなに献身的なイメージはない。賢人は、余裕のない顔に変わってきている。そして、
「加奈ちゃん、イクよ、中に出すからっ!」
 と言いながらスパートをかけた。加奈は、乳首を舐めることも出来なくなり、歯を食いしばるような顔でうめいている。

 そして、賢人は思いきり腰を押し込むようにしながら、射精を始めた。
「ううぅうぅ~~~っ!」
 加奈は、歯を食いしばるような顔でうめく。気持ちよさそうと言うよりも、必死だなと思う顔だ。
「愛してる……」
 中に出し、心をこめて言う賢人。加奈は、うっとりと幸せそうな顔で賢人を見つめている。俺は、存在を無視されているような切ない気持ちになってきた。でも、俺はペニスをしごき続けている……。

 二人は、繋がったまま何度もキスをしている。
「妊娠したらどうする気?」
 おどけたように言う加奈。
「結婚しちゃおっか」
 賢人は、真剣なのかふざけているのかわかりづらい口調だ。
「バカ……」
 加奈は、そうは言ってもまんざらでもない顔だ。

「拓真、なんでイカなかったの?」
 急に俺に話を戻した加奈……。俺は、ペニスを握ったまま硬直してしまった。
「イカせてあげようか?」
 そう言って、加奈は賢人の下からスルリと抜け出した。他人とセックスをして中に出された加奈の身体……いつも以上に卑猥でなまめかしく感じる。

「フフ、大っきくなってるね。小っちゃいけど」
 おどけたように笑いながら、俺のペニスを踏んできた。指先で押しつけられるように踏まれて、一瞬痛いと感じた。でも、加奈が指先で押すように、さするように触ると一気に射精感が高まる。

「もっとカチカチになった。踏まれて気持ちいいの? 賢人は、オマンコの中に生で入れてるのに?」
 煽るように挑発する加奈に、切ない気持ちが膨らむ。でも、足の指での刺激で、さらに限界が近づいてくる。

「出しちゃうの? 良いの? オマンコの中に出さずに、床にぶちまけちゃうんだね」
 加奈は、挑発的な口ぶりだ。そして、さらにグイグイと踏んでくる……すると、脚を軽く拡げて膣から精液を溢れさせた。
「フフ、こんなに出されちゃった。受精してるかも」
 加奈は、嬉しそうだ。俺は、危機感でいっぱいだ……。
「良いの? 今ならまだ間に合うかもよ。拓真も中に出したら? 勝てるかも」
 加奈は、ペニスをグイグイ踏みつけながら言う。俺は、射精寸前になりながらも、結局何も行動出来ない。

 膣から溢れ出る賢人の精液と、ペニスを踏みつけられる快感……自分でも、こんなに快感を感じる理由がわからない。
「フフ、もう限界だね。良いよ、床に出してみて。賢人はオマンコの中に出したけど、拓真は床にぶちまけて」

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口の悪い嫁と、イケメンなのに童貞の後輩4(マガブロ 転載禁止)

前回の話

 俺は、ズボンごとペニスを握るくらいの勢いでまさぐっている。もう、オナニーしているも同然だ。すぐに射精感も湧き上がり、余裕がなくなっていく。

「うぅあっ、あっ、イクっ、イクっ、うぅあっ」
 加奈は、後ろから激しくピストンされて、まったく余裕のない顔になっている。泣きそうにも見えるような顔で、俺を見つめている。

 賢人は、少し心配そうだ。でも、かなり興奮した顔だ。コンドームなしでのセックスに、不安を感じているのかもしれない。でも、加奈はまるで心配していない顔だ。危険日ではないが、安全日でもない……それなのに、加奈は生のペニスで本当に気持ちよさそうだ。


 俺は、不安を感じながらも興奮している。寝取られ性癖なんて無縁だと思っていたのに、これでは完全に寝取られ好きだ。加奈が、俺以外の男とセックスをしている……それがどうしてこんなに興奮を呼ぶのだろう?

「ストップ、ダメ、やっぱりダメっ」
 加奈はそう言って、身体を前に移動させてペニスを引き抜いた。あらわになったペニスは、ドロドロのグチョグチョだ。加奈の体液で酷い事になっている。本気汁とか言われるような白いドロッとしたものも付着している。

 加奈は、そのまま突っ伏すように倒れ込んでいる。荒い気遣いで、まるで走ったあとのようだ。さすがにこのまま続けるのはマズいと思ったのだろうか?

 すると、賢人はそのままペニスを押し込むようにして挿入した。寝バックの体位……ペニスが長くないと、あんなに脚を閉じた状態の膣に入れられるとは思えない。

「ううぅうあっ、ダメっ、ストップ、抜けって、こらっ」
 慌てる加奈。でも、賢人は興奮しきった顔でペニスを押し込んでいく。目が血走っているようにも見える表情だ。

「うぅっ、ああっ、お、奥ダメっ、ダメェッ!」
 叫ぶ加奈。賢人は押し込むようにして腰を振り続ける。加奈は、うめきながら身をよじる。まるで、レイプしているようにも見えるやり方だ。

 賢人は、いつもの朗らかな雰囲気は消えて、少し怖いくらいだ。そのまま賢人は腰を動かし続ける。長いストロークで杭を打ち込むようにおかされ、加奈は抵抗出来なくなっていく。

「ああっ、アンッ、アンッ、イクっ、イクっ、んおぉぉおぉっ、イグッ!」
 加奈は、身体をガクガク震わせている。強い快感を感じているのは、表情からもよくわかる。
 俺とは一度もした事のない体位……加奈は、見た事もないくらいに感じている。

「む、無理、もう無理っ」
 加奈は、必死の顔だ。でも、賢人は突き続ける。まるで、串刺しにでもしようとしているかのように……。

 加奈は、俺の方を見ている。助けを求めているようにも見えるし、罪悪感を見せているようにも見える。加奈は、うめきっぱなしになってきている。あえぎ声をあげる余裕もないみたいだ。

「あぁ、イク」
 賢人が、やっと根を上げた。
「ダメっ、外にっ!」
 慌てる加奈……俺は、息が止まりそうなほどドキドキしている。このまま、中に出されてしまう? そんな危機感を感じているのに、俺は股間をまさぐり続けている。さっきの射精で、精液でドロドロだ。
 ズボンの上からの刺激でも、快感が強すぎる。でも、中出しだけは止めないと……そんな気持ちになっている。

 賢人は、慌ててペニスを引き抜くと、そのまま射精を始めた。手も触れていない状態で、ペニスを抜いただけだ。それでも勢いよく精液が飛び出している。
 本当に、ギリギリのタイミングでペニスを抜いたみたいだ。
「うぅあああぁっ、熱いっ」
 加奈は、精液を背中にぶちまけられて身体を震わせている。脚はピンと伸びて硬直しており、全身に力が入っているのが伝わってくる。

 荒い呼吸を続ける賢人。本当に疲れ切っているようだ。そして、少しして慌ててティッシュで加奈の背中を拭き始めた。
「ごめん、つい……」
 賢人は、射精して冷静になったみたいだ。
「まったくもう……レイプじゃん」
 加奈は、ぐったりしたまま言う。でも、怒っている感じはまったくなく、どこか満足げだ。賢人は平謝りしながら加奈の背中を拭き続ける。

「もう良いよ……ほら、綺麗にしてあげる」
 そう言って、加奈はお掃除フェラを始めた。心をこめて、丁寧に賢人のペニスを舐めて清めている。さすがに、立て続けの射精で柔らかくなっているみたいだ。
「あぁ、加奈ちゃん……最高だよ」
 賢人は、本当に嬉しそうだ。そして、お掃除フェラが終わると、賢人は申し訳なさそうに服を着て帰り支度を始めた。

「なんか、すいません。ありがとうございました」
 賢人は、俺に申し訳なさそうに言うと、帰宅した。
「ゴメン、やり過ぎた……」
 加奈は、ぐったりした顔で言う。疲れ切っているみたいだ。俺は、気にしないでと伝えた。なんだかんだ言っても、俺がお膳立てしたようなものだ。

「ううん、そうじゃなくて、その……」
 加奈は、モジモジとしている。いつものハキハキした感じの彼女からは、想像がつかないような態度だ。どうしたの? と聞くと、
「……少しその……中に出されてる」
 と言った。そして、脚を拡げて膣口をさらけ出す。すると、膣口から白いモノがドロッと出てきた。

 強烈な光景だ……加奈の膣から、他人の精液が出ている。ショックで脚が震える。すぐに、安全日じゃないんだよね? と聞いた。
「それは、大丈夫。まず大丈夫。でも、ゴメン……イヤでしょ?」
 加奈は、本当に申し訳なさそうだ。こんな風に軽いノリでセックスまでしてしまうくせに、加奈は意外に真面目だ。貞操観念も、古風な方だ。

 賢人を怒らないといけないと思っていると、
「たぶん、賢人は気がついてないよ。最初の少しって、我慢してるのにチョロッと出ちゃうから」
 と言い始めた。そんな事に詳しい加奈にもショックを受けるが、少しはホッとした。わざと中に出したのなら、それは大問題だからだ……。

「興奮してる……どうしてそんなに興奮するの? おちんちん、見せて」
 加奈は、俺の勃起したままの股間を見て言う。慌ててゴメンと謝ったが、しつこく見せろと言ってくる。俺は、観念してズボンとパンツを降ろした。

「フフ、すごいね、ドロドロだ。綺麗にしてあげる」
 加奈はそう言って、俺のペニスをくわえた。そして、色々と飛び散っている精液もすすり取って飲んでくれる。こんな事までしてもらって、嬉しいと感じる。でも、賢人にも同じ事をしていたと思うと、やっぱり嫉妬してしまう。

 加奈の瞳には、挑発と罪悪感が浮かんでは消える。とうとう加奈と賢人がセックスをしてしまった。この先、どうしたら良いのだろう? そんな心配で胸が苦しい。

「掻き出して」
 加奈はそう言って、俺にまたがってペニスを入れてしまった。強烈な快感が走り、一気に射精感が高まる。加奈は、俺を見つめたまま腰を動かし始めた。いつも以上に熱くてキツキツに感じる。

「すごく固い……でも、細いね。こうやって比べるとよくわかる」
 加奈は、そんな事を言いながら腰を動かす。膣は痛いほど締め付けてくるし、熱があるのかと思うくらいに膣中は熱い。
「あっ、んっ、固いよ、カチカチ」
 嬉しそうに言いながら腰を動かし続ける加奈……。俺のペニスに掻き出され、精液も溢れてくる。でも、加奈の言うとおりで量は少ない。

 それでも俺は、もっと掻き出さないと……と思っている。妊娠の可能性がないにしても、精液が加奈の子宮の中にまで入ってしまいそうで辛い。

 そんなに違う? と聞くと、
「うん。けっこう違うかも。太さもそうだけど、形も違うから。賢人の、もっとゴリゴリこすれてた」
 と、加奈は申し訳なさそうに答えた……。その言葉に嫉妬がマックスになる。下から突き上げるように動かすと、加奈は可愛らしい声であえぎ始めた。

「気持ちいいよ。固くてこすれてる……奥までは届かないけど、すごく気持ちいいよ」
 加奈は、煽っているのか慰めているのかよくわからない口ぶりだ。俺は、とにかく必死で腰を動かし続けた。

 対抗心というか、負けてたまるかという気持ちが大きいのだと思う。
「賢人、もっとっ、気持ちいいの、うぅっ、あッ、アンッ、奥にっ、もっとっ」
 加奈は、本当に気持ちよさそうだ。でも、もっと奥にと言われても限界だ……。

 目一杯奥まで入れていると告げると、
「ゴ、ゴメン。気持ちいいよ。キスして欲しい」
 と、加奈は動揺しながら言う。慌てているのがよくわかる。そして、対面座位でキスをすると、加奈は嬉しそうに舌を絡めてきた。

 まるで、生き物のようにうごめき、絡みついてくる舌……。ペニスの快感と入り混じり、射精寸前になってきた。

「イクイクっ、イクッ」
 加奈は、キスを振りほどいて叫ぶ。こんなに感じている姿を見られて、嬉しい気持ちが膨らむ。でも、さっきと比較して敗北感も強い……。

 俺は、収縮を始めた膣につられるように射精した。
「うぅっ、熱い……」
 加奈は、嬉しそうにうめく。俺は、強い快感を感じながら、夢中でキスをした。

「フフ、これで、どっちの子かわからなくなるね」
 加奈は、ドキッとするような事を言う。慌てる俺に、
「冗談だよ。平気。すごくヤキモチ焼いてたね」
 と、はにかみながら言う加奈……。俺は、アイツとのセックスはそんなに気持ちよかった? と聞いた。
「……気持ちよかった。やっぱり、大きいと気持ちいいよ。ゴメンね」
 加奈は、申し訳なさそうに言う。同情されているようで、切なくなってしまう。

「でも、拓真とのエッチも気持ちいいよ。少し物足りないって思うけど、愛があるから」
 加奈は、フォローしているのかディスってるのかわからない口ぶりだ。またアイツとしたいかと聞くと、
「それは……したくないって言ったらウソになっちゃうかな」
 と、口ごもるように答えた。俺は、上手く言葉が出てこなくなってしまった……。

 賢人とのセックス以来、加奈は俺を挑発するようになった。セックスの時、煽るように賢人のペニスの話をしたりする。でも、俺は挑発されているとわかっていながらも、異常に興奮してしまう。

「フフ、今日も早かったね。そんなに興奮するんだ。賢人の事言うと、すぐイッちゃうね」
 加奈は、甘えた仕草で俺に身体を密着させてくる。俺がヤキモチを焼くのが本当に嬉しいみたいだ。不思議な感じがする。俺の愛を確認するために、他の男とのセックスの話をする……なんとなく、本末転倒な気もする。

 そんなある日、賢人がウチに来た。あれ以来、しつこくウチに来たがっていたが、なんとなく断っていた。でも、今日はとくにしつこくて、根負けした形だ。

 帰りの電車の中でも、とにかくテンションが高かった。これだけイケメンなのに、童貞だった事が不思議で仕方ない。仕事もそこそこ出来るし、社交性もある。彼女すらいないのが、やっぱり不思議だ。

「久しぶり。元気だった?」
 加奈は、賢人の訪問を喜んでいる。嬉しいのが顔に出てしまっている。
「うん。加奈ちゃんは?」
 賢人は、少し緊張気味だ。加奈と違って、かなり意識してしまっているようだ。
「元気だよ。賢人のおかげで、拓真とのエッチが激しくなったよ」
 いきなり下ネタを話す加奈……。賢人も、リアクションに困っている。

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口の悪い嫁と、イケメンなのに童貞の後輩3(マガブロ 転載禁止)

前回の話

「ヤバい……こんなに気持ちいいんだ……」
 賢人は、加奈にフェラチオをされて完全に腰が引けている。加奈は、俺のことを見つめたままフェラチオを続ける。長い舌が絡みつき、賢人のペニスはさらに勃起したように見える。

「やっぱり童貞なんだ」
 加奈は、賢人のリアクションを見て楽しそうに言う。
「……うん」
 賢人は、恥ずかしそうに認めた。経験が豊富なようにも、童貞のようにも見えていた。どっちなんだろう? と思っていたが、童貞だったみたいだ。25歳で童貞なのは、今どきはレアだと思う。
 これだけイケメンで性格も良いのに、どうして童貞なのだろう? そんな疑問を感じる。


「フフ、やっぱり。乳首舐めるのは上手だったけど、童貞だろうなって思ってた」
 加奈は、卑猥にペニスを舐めながら言う。俺は、加奈が賢人ペニスを舐めているのを見て、射精しそうな感覚になっている。
 寝取られ性癖とか無縁だと思っていたが、どうやら違うみたいだ。

「どうして上手なの? 乳首舐めやたら上手かったじゃん。イカされちゃったし」
 加奈は、睾丸まで舐めながら聞く。ドキッとしてしまった。何の躊躇もなく睾丸を舐める……俺もまだしてもらったことがない。
 こんなにも滑らかにビッチな事をする……加奈はやっぱり経験が豊富なんだなと感じた。

「ネットで……その日のために」
 賢人は恥ずかしそうに言う。
「童貞卒業するときのために、ネットで勉強してたの? 可愛い! なにそれ、キュンってしたよ」
 加奈は、本当に可愛いと思っているみたいだ。賢人は、やっぱり恥ずかしそうにしているが、少し笑っている。

「勉強した甲斐があったよ。加菜ちゃん、イッたでしょ?」
 賢人は、少し得意気だ。
「童貞にイカされちゃったんだ……なんか悔しいかも」
 そんな風に言いながら、賢人の睾丸やカリ首を責め続けている。
「でも、加菜ちゃんメチャクチャフェラチオ上手じゃん。こんなに気持ちいいなんてビックリしてる」
 賢人は、かなり余裕がない顔だ。
「まだ始めたばかりだよ。これからが本番だから」
 加奈はそう言って、大きく口を開けて賢人のペニスをくわえ込んだ。

 一気に半分ほどくわえ込み、指で睾丸を触る。キュッとすぼまった頬、賢人は一気に余裕のない顔に変わる。
「ヤバ、なにこれ……吸い取られる」
 賢人は、焦ったような顔のまま言う。そのままフェラチオし続ける加奈……目の前で、ここまでするとは思っていなかった。

「カチカチ。すごく固い。こんなに大きいのに童貞だなんて、もったいない」
 加奈はそんなことを言いながら責め続ける。ニプレスだけの上半身。笑ってしまうような姿だ。でも、さっきまでとは違って、乳首が浮いてきている。
 加奈も、興奮してしまっているみたいだ。
「触っていい?」
 賢人は、加奈の胸を凝視しながら聞く。加奈は、ペニスをくわえたままうなずいた。

 賢人は、嬉しそうに加奈の胸を揉み始めた。グニャグニャと複雑に形を変える乳房。賢人は、乳首も触り始めた。
「んっ、んぅふぅ」
 ペニスをくわえたままうめく加奈。すごく気持ちよさそうだ。

 賢人は、夢中で触り続ける。乳首を摘まんだりしながら、余裕のない顔で射精を堪えているようだ。少しすると、賢人は余裕のない顔で、イキそうだと告げた。すると、加奈はペニスを吐き出した。

「なに勝手にイコうとしてるの? 自分ばっかりズルいじゃん」
 加奈は、イタズラっぽく微笑む。射精しそうなところで放り出され、賢人は切なげな顔をした。すると、加奈はスッと立ち上がってスカートを下ろし始めた。

 あっという間にショーツ姿になった加奈……。メチャクチャ布が小さいショーツだ。ヘアが少し見えてしまっている。

「エロ……。なにそれ、はみ出そう」
 賢人は唖然としている。
「賢人だって、はみ出てたじゃん」
 加奈は楽しそうに笑った。確かに、どっちもどっちだ。と言うか、二人ともやる気満々だったみたいだ……。

「ほら、寝なよ」
 加奈は、賢人を床に寝転がらせた。ペニス丸出しで床に寝転がる賢人……見慣れた我が家が、まったく違うものに見えてしまう。すると、加奈はショーツを脱いだ。そして、彼にシックスナインの格好でまたがる。

 俺は、思わず止めようとした。あまりにもやり過ぎな状況だ。でも、加奈はさっさと賢人のペニスをくわえてしまった。賢人は、加奈の膣口を凝視している。実物を見るのは初めてなのかもしれない。

 加奈の膣周りは、綺麗に毛がない。永久脱毛しているので、恥丘のところに薄いヘアが残ってるだけだ。なので、膣周りもアナル回りも驚くほどツルツルで綺麗なものだ。
 したたるほど濡れている膣……蜜が今にも溢れそうだ。賢人のペニスをくわえたことで、かなり興奮していたようだ。

 賢人は、興奮した顔のまま膣口に口をくっつけた。そして、舐め回す。
「んっ、うぅ、んっ」
 加奈は、フェラチオしながらうめき始めた。賢人は、餌を与えられた犬のように夢中で舐め回している。ピチャピチャと湿った音が響き、加奈はさらに気持ちよさそうにうめく。

 まさか、シックスナインをする姿を目の前で見るとは思っていなかった。止めないといけないと思っているのに、俺はズボンごと股間をまさぐっている。すでに射精寸前だ。

「んっ、んぅ~~っ」
 うめきっぱなしの加奈。賢人のがむしゃらなクンニでも気持ちいいみたいだ。賢人のペニスも、血管が浮き出るほど勃起している。

 自分の妻が、他の男とシックスナインをしている……どうしてこんなにも興奮してしまうのだろう? 怒りも感じていないし、裏切られたという気持ちもない。

 加奈は、喉奥まで使ってフェラチオを続ける。賢人も、加奈のリアクションで理解したのか、クリトリスを正確に舐めている。舌でつつくように、こすりあげるように舐めている。
 乳首の時と同じで、とても童貞には見えないような巧みな舌遣いだ。

「あぁ、ダメだ、出そう」
 加奈のクリトリスを舐めながら、余裕のない声をあげる賢人。加奈は、フェラチオの速度を上げた。少しして、賢人はうめきながら射精を始めた。
 加奈は、大きくうめきながら射精を受け止める。そして、ブルブルッと身体を震わせた。加奈も、イカされてしまったみたいだ……。

 加奈は、すぐにペニスを吐き出すと、スッと立ち上がった。そして、俺の方に近づいてきた。ニヤニヤしたような顔のまま、俺の顔の目の前に顔を持ってきた。
 ゆっくりと口を開くと、加奈の口内には精液がたっぷり溜っている。ペニスが大きいせいか、量も多く見える。

 口の中の精液を見せつけてくる加奈……俺は、ドキドキしすぎて貧血みたいになってきた。加奈は、口を閉じると喉を大きく動かした。
 ゴクンと言う音が聞こえてきそうな喉の動きだ。
「飲んじゃった。美味しかったよ」
 加奈は、俺の目を見つめながら言った。そしてすぐに賢人の方を向き、
「出し過ぎ。どんだけ溜めてたの?」
 と、からかうように言う。

「ゴ、ゴメン。飲んじゃった? 水持ってこようか?」
 慌てる彼。当然のことながら、精液を飲んでもらった事なんてないはずだ。
「平気。賢人こそ、うがいしてくる? ピリジン流さないと」
 加奈は、そんなことを言う。
「ピリジン? なにそれ」
 キョトンとしている賢人。加奈は、説明を始めた。女性の膣の分泌物に、劇薬指定の成分があるなんて知らなかった。もちろん、量は気にすることでもない量だが、そうやって聞かされるとなんとなく怖い。

「マジか……知らなかった。メチャクチャ飲んじゃった。加奈ちゃん濡れまくってたから」
「だ、だって、賢人の舐めてたらうずいちゃったから」
 恥ずかしそうに言う加奈。こんなに照れている姿も珍しい。
「別に良いよ。加奈ちゃんのなら平気」
 賢人は、そんな風に答えた。この状況で、うがいしてくるとも言いづらいと思う。

「卒業しちゃう?」
 加奈は、妖艶な口調で聞く。
「え!? その……童貞をってこと?」
 賢人は、一気に緊張した顔に変わった。でも、それは俺も同じだ。メチャクチャ緊張してしまう。本気で言っているのだろうか?

「うん。ここまでしたら、もう同じじゃん。してもしなくても、やったようなものでしょ?」
 加奈は、声がうわずっている。加奈自身も興奮しているみたいだ。

「そりゃ、したいけど……良いの? なんか、悪い気がする」
 賢人は、俺のことを気にしているみたいだ。当然だと思う。でも、今さら? という気もする。

「じゃあ、やめる?」
 加奈は、イジワルっぽく言う。賢人は慌てて、
「したい! したいです!」
 と、素直に答えた。妙に可愛らしい態度で、俺も加奈も笑っている。

「じゃあ、しよっか。ここじゃあれだから、ベッド行こう」
 加奈は、そんなことを言って賢人の手を引っ張り始めた。そのままリビングを出ると、寝室に向かう。俺は、慌てて後を追った。

 寝室に入ると、一気に緊張感が出てきた。夫婦の寝室……そこに、ほとんど全裸の二人がいる。
「ど、どうすればいいかな?」
 賢人がオドオドしながら聞く。やっぱり、本当に童貞みたいだ。

「好きにしていいよ。ネットで勉強したとおりにしていいよ」
 加奈はそう言ってベッドに寝転がった。仰向けになっても、張りのある胸。豊胸なんかしていないのに、不自然に見えるほどハリがある。
 趣味でヨガとか筋トレをしているのが影響しているのかもしれない。

 賢人は、服を脱いで完全に全裸になると、加奈に覆い被さっていく。俺のことは気にしていないようだ。気にしないようにしているのかもしれない。
 止めるなら今……そう思っているのに、なにも言えない。賢人は、ゆっくりと顔を加菜の顔に近づけていく。キスをしようとしている。

「キスはダメだよ。キスは愛し合う二人がするものじゃん?」
 加奈は、この状況で笑ってしまうようなことを言う。夫の部下とセックスをしようとしているのに、キスにそんなこだわりを見せることが違和感だ。

「えっ? う、うん。わかった」
 賢人は、素直に従う。いつもみたいに、反発したりはしないようだ。セックスをさせてもらえると言うことで、かなり控えめになっているようだ。
 男は、セックスがかかると急に腰が低くなる。IQも極端に下がる。

 賢人は、ゆっくりと加奈の乳首に舌を近づける。そして、舐め始めた。
「んっ、うぅ、気持ちいいよ。ネットで勉強しただけはあるじゃん」
 加奈は、からかうように言いながらも顔はとろけている。賢人は、そんな言い方をされて恥ずかしそうだ。でも、夢中で加奈の乳首を舐め続ける。加奈の乳首は見わかるレベルで勃起している。

「あっ、アンッ、ううっ、気持ちいい。上手だよ。メチャ気持ちいい」
 加奈は、どんどんとろけていく。そして、賢人はペニスを握って加奈の膣口に押しつけ始めた。コンドームをつけていないのに、直接触れている。
「うぅっ、固い……カチカチじゃん」

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口の悪い嫁と、イケメンなのに童貞の後輩2(マガブロ 転載禁止)

前回の話

 俺は、イカされちゃったの!? と、慌てて聞いた。身体を小さく震わせた時、まさかと思った。でも、たかが乳首を舐められただけだ。そんな刺激で、イッてしまう? とても信じられない。

「だって、アイツなにげに上手かったし……ねぇ、して。今すぐして! 早くしてっ!」
 加奈は、いつもの駄々っ子のノリで言う。でも、その顔はいつになくとろけているようでドキッとしてしまった。

 俺は、すぐに加奈を全裸にしてベッドに転がした。少し荒い感じになっている。でも、加奈はさらにトロンとした顔になった。気が強いクセに、こんな風に雑に扱われるとトロンとしてしまう。
 俺は、すぐに全裸になった。そして、すぐにコンドームをつけて加奈に挿入した。
「うぅあっ、激しくしてっ」
 加奈は、今までになく興奮しているし、快感を感じているみたいだ。


「気持ちいいよ。いつもより固い。嫉妬してる? イカされたのムカついている?」
 加奈は、挑発的に言う。俺は、自分の感情がよくわからないまま腰を動かし続けた。加奈の膣も、いつも以上に熱くうねっている。イカされたことで、すっかりと出来上がったみたいだ。

 他の男の愛撫でイカされる……今まで考えたこともなかったシチュエーションだ。俺は、素直に嫉妬していると告げた。
「フフ、可愛いじゃん。加奈のこと、好き?」
 加奈は、いつになく甘えた顔をしている。本当に、コロコロと気分で表情が良く変わる。猫のようというか、B型特有の性格なのかもしれない。

 俺は、強い嫉妬を感じたまま、加奈のことを愛していると強く思った。でも、そう思った途端、一気に射精感が湧き上がり、あっけなくイッてしまった……。
「もう~。早いよ~」
 明日香は、そんなことを言う。でも、口調は嬉しそうだ。俺は、ゴメンと謝りながら、本当にアイツとしてみたいって思ってるのかと聞いた。

「うん。思ってる。さっきも思った」
 加奈は、素直に答える。まったく隠し事をしない性格なので、正直にそう思っているのだと思う。黙ってしまった俺に、
「思っただけだよ。ホントにはしないから」
 加奈は慌てて言う。でも、やっぱり少し興奮しているように見えてしまう。

 俺は、してみる? と聞いた。
「するか! て言うか、させたいの? やっぱり寝取られ好きじゃん。変態!」
 加奈は、少し怒った口調だ。でも、どうしても興奮しているように見えてしまう。

 俺は、思いきって寝取られ性癖を認めた。興奮してしまったことも告げた。
「……本気で言ってる? 私が賢人とエッチしても、イヤじゃないの?」
 加奈は、探るような口ぶりだ。かなも、俺の心中が読めないみたいだ。そんな風に、探り合いのような会話を続けたが、結局うやむやで終わってしまった。

 加奈との生活は、不満はないし楽しい。口が悪いけど、会話が本当に楽しい。頭の回転が速いんだろうなと感じる。小柄で可愛くておっぱいも大きいので、かなりモテたと思う。
 なんとなく、ヤリマンだったのかな? と感じる時もある。でも、浮気をする性格ではないと思っている。

「拓真って、なんで興奮したの? あんなの、イヤなだけじゃない? 私ならどついてるもん」
 加奈は、夕食を食べながらそんな話をしてきた。俺も、自分でも理由がわかっていないので、素直にわからないと告げた。
「なにそれ。あれって、相手が賢人だから余裕かましてられるの? ガチ浮気だったら、興奮できない?」
 加奈は、凄く興味をそそられているようだ。

 俺は、さすがに浮気されたら興奮できないでしょと言った。
「ホントかな~。だって、結局は同じ事でしょ? 他の男のチンポが入っちゃうってことには変わりないでしょ?」
 加奈は、少し酔っている。酒にはメチャクチャ弱いくせに、たまにこうやって少し飲む。そして、酔うと下品になる。

 俺は、全然違うと告げた。まったく知らない相手との浮気なんて、ショックがデカすぎると説明した。
「ん? 知り合いの方が、ショック少ないの? 私は逆だけど。知り合いに取られる方が凹む」
 加奈はそんな風に言った。でも、確かに言われた通りかもしれない。知り合いに寝取られる方が、普通はショックが大きいと思う。

 でも、俺は賢人と加奈がセックスするのを見てみたいと思ってしまっているし、そうなっても怒らないと思う。実際、乳首を舐められてイカされてしまっているので、セックスしたも同然だ。
 それでも俺は興奮したし、イヤだって言う気持ちにはならなかった。

 俺は、加奈はどう思ってるのかと聞いた。前に聞いたときは、最後までするのは抵抗があるというニュアンスだった。でも、今はその考えも変わったような気がする。

「それは……わかんないよ。してみてもいいかなって気もするけど、最後まではやっぱり……」
 加奈はそう答える。この前よりも、迷っている感じはある。言いづらそうな感じの加奈に、過去の話を聞いてみた。経験人数なんかも含めて、詳しく聞いたことがなかった。

「え? そんなの聞いてどうするの? 聞いても、ムカつくだけでしょ? 私なら、聞きたくないけど」
 加奈は、不思議そうな顔だ。でも、しつこく聞いた。
「う~ん、10人はいってないかな? 一回きりの人もいたけど」
 加奈は、渋々話し始めた。10人……思っていたよりは少ないが、けっこうショックだ。どんなセックスをしていたのかと聞くと、
「普通だよ。普通のセックス。キスしてシックスナインして、ハメる」
 加奈は、顔が少し赤い。彼女が恥ずかしがることなんて珍しい。でも、シックスナインが意外だ。俺とはしたことがない。

「だって、恥ずかしいじゃん。顔にまたがるなんて、夫婦でする事じゃないでしょ?」
 加奈は、やっぱり顔を赤くしたままで言う。その説明に、納得したようなしないような感じで話を続けた。印象に残ったセックスのことを聞くと、
「別に、特にないよ。公園でしたとか、車でしたことくらいかな?」
 と、言いづらそうに答えた。野外セックス……別にしたいとは思わないが、それを許していたことにショックを受けてしまう。

 一番気持ちよかった相手はと聞くと、
「そんなの、拓真に決まってるじゃん」
 と、即答してくれた。なんとなく、ウソだろうなとはわかる。短小包茎早漏の俺とのセックスなんて、さほど良いわけがない。2番目は? と聞くと、
「元彼。拓真の前に付き合ってた元彼」
 と、あっさりと答えた。ほとんど即答だったので、きっと彼が一番なんだろうなと感じた。

 なにがそんなに気持ちよかったのかと聞くと、
「う~ん、相性かな? 身体の」
 と、やっぱり言いづらそうに答える。俺は、その彼は大きかったのかと聞いた。
「え? う、うん。大きかった。でも、大きさよりも固さの方が影響あるかな?」
 加奈は、かなり動揺している。俺とのセックスに満足しているかと聞くと、
「してるよ。何で?」
 と、即答してくれる。でも、大きい方が気持ちいいのではないかと聞くと、
「まぁ、固さが同じなら……大きい方が良いかな?」
 と、かなり気を遣って答えてくれる。俺は、小さくてゴメンと謝った。

「別に気にしてないよ。拓真、愛してる」
 加奈は、真剣な顔で言ってくれた。でも、俺はかなり気にしてしまった。きっと、満足なんて出来ていないんだろうなと感じる。

 こんな会話を、ちょくちょくするようになった。最初は多少恥ずかしがっていたり、言いづらそうな感じだった加奈も、俺のリアクションを楽しむようになっていた。

「どうしてこんなに固くしてるの? 本当に見たいって思ってるの?」
 会話の途中で、俺の股間を掴みながらからかう加奈。俺も、素直に見たいと答えるようになっていた。
「ふ~ん、そうなんだ。目の前で、賢人とエッチしても止めないってこと?」
 ズボンごとペニスをしごきながら言う香奈。俺は、やっぱり素直に止めることはないと思うと答えた。

「そこまで言うなら、してみようかな? 私も、興味はあるし」
 香奈はそう言いながらファスナーを降ろしてくる。そして、いきり立った俺のものをすぐにくわえてくれた。
「固い。石みたいになってる。興奮しすぎだよ」
 加奈は、からかいながらも興奮した顔に変わっている。その表情に、ドキッとしてしまった。

 俺は、加奈を押し倒してキスをした。キスをしながら服を脱がせていくと、抵抗もなくすぐに全裸になった。Fカップの大きな胸を見ると、余計に興奮が増す。
 この胸を、賢人は触っていた。最終的には舐めていた。俺は、あの時本当にイッたのかと聞いた。乳首を舐められただけで、本当にイッたのかとしつこく聞いた。

「イッたよ。舐められて気持ちよくてイッた。賢人、凄く上手だった。乳首舐められただけでイッたの、初めてだった」
 加奈は、声が震えてきた。こんな事を言いながら興奮している姿を見ると、心配と興奮でドキドキしてしまう。

 俺は、すぐに全裸になってコンドームを装着し、そのまますぐに挿入した。本当は、加奈が元彼としたようにシックスナインをした方が良いと思う。
 でも、興奮しすぎてどうしても我慢できなくなってしまった。

「固い。カチカチじゃん。嬉しいけど、なんか複雑」
 加奈は、気持ちよさそうな顔で言う。確かに、賢人のことを話しているのにこんなにカチカチに勃起するのは、加奈にしてみれば馬鹿にされたような気持ちになるのかもしれない。
 そして、俺はもうイキそうになっている。少しでも動いたらイッてしまう……切羽詰まった状況だ。

「あれ? もうイキそう? ダメだよ、興奮するのは嬉しいけど、いくらなんでも早すぎでしょ」
 加奈は、あきれたような顔で言う。無理もない……。俺は、なるべく集中しないようにしながら腰を振る。違うことを考えながら腰を振る。

「そうだ、元彼は相性も良かったけど、長持ちだったんだ。30分くらい突き続けてくれた。あれされると、頭真っ白で身も心も堕とされる……」
 加奈は、トロンとしたような顔で言う。俺は、その言葉に引っ張られるようにあっけなく射精を始めた……。

「あぁ~っ、イッた! 早いって、もうっ!」
 加奈は、怒った顔で言う。俺は、ゴメンと謝りながらペニスを引き抜いた。
「良いよ、仕方ないもんね。愛してる」
 加奈は、優しい顔で言う。コロコロ表情が変わるのが、本当に面白いし魅力的だ。

 俺は、コンドームを処理すると、加奈を抱きしめてキスをした。加奈は、まだ興奮した感じで舌を絡めてくる。息遣いも荒い。
 そのまま乳首を舐め始めると、可愛い声であえぎ始めた。続けてセックスなんて出来ないが、申し訳なさから愛撫を続けた。

 そして、元彼を意識してクリトリスを舐め始めた。
「あぁっ、ダ、ダメっ、そこはいいよ、うぅっ、あっ、アンッ」
 加奈は身をよじって逃れようとしたが、クリトリスに舌が当たるとあえぎ始める。加奈のクリトリスを舐めるのは、たぶん初めてだ。俺がクンニをするのが好きではないこともあるし、加奈からおねだりもなかった。

 カチカチに勃起したクリトリス……今まで意識していなかったけど、ずる剥けだ。勃起したクリトリスが、ほとんど包皮から出ている。大きさも、大きい気がする。

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口の悪い嫁と、イケメンなのに童貞の後輩(マガブロ 転載禁止)

 最近、役職が上がって部下が出来た。30歳で課長になれたので、けっこう順調な方だと思う。俺は、医療系機器の営業をしている。
 この会社に務めるまでは知らなかったが、医者の社会常識のなさには驚かされた。でも、それにも慣れて、上手く立ち回っているつもりだ。

 休日にドクターに呼び出されて雑用を言いつけられることもあるが、俺は営業成績も良く、会社も代休を渋ったりはしないのであまりストレスは感じていない。


 部下は、5歳年下の賢人だ。比較的口が上手い俺とは違って、無口な方だ。でも、イケメンで素直な性格のおかげか、ドクター受けも悪くない。
 中には、ゲイなのかな? という感じで彼を見るドクターもいるが、看護婦さん達が賢人のことを気に入っていて、ドクターに勝手にプッシュしてくれているというのが実際のところだ。
 そして、彼はたまたま同じ大学の後輩だ。

「先輩、今日はどうするんですか?」
 夕方くらいに、彼がにこやかに聞いてきた。今日は金曜日で、明日は休みだ。金曜日は、一緒に飯を食べることが多い。家に呼んで妻も交えて食事をすることも多い。

 俺の妻の加奈は、4歳下の26歳だ。サバサバした性格というか、口が少し悪い。顔は可愛らしいのに毒舌なキャラなので、ギャップに驚かれることが多い。

 ただ、話も抜群に面白いし、黙っていれば小柄な可愛い女の子だ。でも、胸はFカップあって、そのギャップも評判が良い。

 賢人は、多少は性的な目もあるかも知れないが、加奈のことをすごく気に入っている。単純に話が合うということが良いようだ。言い方は悪いが、男友達と話しているみたいだと言っている。
 歳も、賢人が1歳下なだけでほぼ同世代だ。賢人が遊びに来ると、本当に話が盛り上がる。確かに、男女という感じではなく、仲の良い友人の会話という感じだ。

 それでも、やっぱり少しは心配で考えてしまう。実は、賢人は女としての加奈を気に入っているのではないか? ワンチャン狙っているのではないか? そんな心配をしてしまう……。

 そんな心配をしているのにもかかわらず、俺は積極的に彼を家に呼ぶ。自分でも自覚はなかったが、俺はヤキモチ焼きみたいだ。
 二人が仲良くしているのを見ると、嫉妬でモヤモヤする。でも、少しだけ興奮もする。寝取られ性癖とまでは行かないと思うが、不思議な感覚だ。

 それなのに、今日もウチに来る? と聞いてしまった。賢人は嬉しそうに、行きます! と答えた。この時点で、俺は少し興奮していた……。

 そして、その予定をラインで加奈に伝えた。すぐに、
「OK。じゃあ、ミニスカートで待ってるね」
 と、ドキッとするようなメッセージが返ってきた。加奈は、実際のところはわからないが、賢人を男としては見ていないと言っている。
 確かに、加奈の態度は友人とか弟にするような態度だ。加奈は、賢人がうちに遊びに来て帰った後、俺が嫉妬で興奮して加奈を求めることをわかっている。

 どうやら、加奈はそれが嬉しいみたいだ。ミニスカートを穿くと言ったのは、賢人を誘惑すると言うよりは、俺を挑発させて興奮させたいという事みたいだ。

 俺は、ドキドキしながら夕方を待った。賢人は、少しソワソワしている感じはあるが、ちゃんと仕事はしている。彼は、真面目だ。そんなところも信頼感がある。そして、イケメンの割にウブなところを、ちょっと面白いと思ってしまう。
 加奈は、賢人をからかうことが多い。ミニスカートで挑発的な事を言い、顔を赤くする彼を可愛いと思っているようだ。

 そして、仕事を終えて会社を出た。賢人と歩きながら、色々な話をした。女性関係の話を聞くが、やっぱり彼女は出来ていないようだ。会社でも、七不思議と言われている。性格もルックスも問題ない彼に、彼女が出来ない理由はない気がする。

「焦るものでもないですしね。いまは仕事楽しいですし」
 賢人はそんなことを言う。俺は、気になる女性とかもいないの? と聞いた。
「それはいますよ。さすがに、気になる女性もいなかったら寂しすぎますもん」
 賢人はそんな風に答えた。意外だった。彼が気になる女性なんて、告白すれば絶対に落とせる気がする。

 誰なの? と聞くと、
「ナイショですよ。先輩、からかいますもん」
 と言われてしまった。確かに、聞いたらからかうと思う。そんな会話をしながら、スーパーでワインなんかを買って帰宅した。

「おかえり~、おつかれ~」
 加奈は、宣言通りミニスカートで出迎えた。かなり短くて、太ももがほとんど丸見えだ。サマーニットも、胸の形がはっきり浮き出ていてなまめかしい。
 案の定、賢人はドギマギしている。でも、すぐに挨拶をして部屋に上がった。

 賢人は、視線はそらし気味だが普通に会話をしている。たわいもない話だが、二人はやっぱり馬が合うみたいだ。
「そんなこと言ってるから、いつまで経っても童貞なんだよ」
 加奈がからかうように言うと、
「ど、童貞じゃねーわ!」
 と、動揺しながら彼が言う。そのどうようっぷりを見ると、もしかして本当に童貞なのかな? と思ってしまう。このルックスで童貞だとしたら、それはそれでレアだと思う。

「ホントに~? お店とかは、やったうちに入らないよ」
 からかい続ける加奈。口は悪いが、やっぱり可愛らしい感じだ。自分の妻ながら、面白くて可愛くて最高だなと思う。
「風俗なんて、興味ないから」
「どうして? 差別してるの? 風俗嬢も立派な仕事でしょ」
「い、いや、そう言うんじゃなくて、その、普通にほら」
 しどろもどろになっている賢人。賢人も、可愛いなと思ってしまう。

「そうなんだ。恋人とかいたことあるんだ。てっきり、男の方が好きなんだと思ってたよ」
 加奈は、とことんからかう。でも、愛情というか、好意を感じるいじり方だ。
「違うって。でも、メチャクチャそっちの人からは言い寄られるけど」
 賢人が言う。無理もないと思う。たぶん、ゲイとかの人から見たら賢人はたまらないんだと思う。

「試してみたら? 意外に良いかもよ」
 加奈は、興味津々だ。経験の薄い賢人と違い、加奈はけっこう経験豊富だ。夫としてはあまり嬉しくはないが、それでも沢山の男の中で俺を選んだと言うことに、ちょっと自信が湧く。

「いや、あんまり良くなかった」
 賢人は、ビックリする返事をした。
「エッ!? やったの!?」
 加奈は、ちょっと口調が下品だ。でも、いつものことと言えばいつものことだ。俺はあまり気にならないが、気にする人もいるかもしれない。

「するわけないじゃん。加奈ちゃん、興味あるんだ。腐女子?」
 逆にからかう彼。加奈は、なんだよ~とか言いながら笑っている。本当に楽しそうで、見ていてこっちも楽しくなる。
「さっきから、おっぱいばっかり見てるでしょ。ニット好きなの?」
 加奈は、そんなことまで言う。
「べ、別に見てないし。でも、そんなに大きかったっけ? 太ったの?」
 顔赤くしながら言い返す賢人。これだけイケメンでも、女性慣れしていないことが不思議で仕方ない。

「太ってないし。そんなこと言うから、モテないんだって」
 加奈は少し怒った顔だ。そして、いきなりニットをまくり上げてお腹の辺りを見せた。勢い余ってブラも少し見えている。
「太ってないでしょ?」
 加奈は、自信たっぷりの顔で言う。確かに、このウェストを見て太っているとは言わないはずだ。

「へぇ、良いスタイルじゃん。見直したよ。太もも太いから、ポチャッとしてるかと思った」
 賢人は、さらに煽るようなことを言う。すると、加奈は立ち上がってスカートを持ち上げた。ショーツが見えるかどうかのギリギリ。さすがにやり過ぎだ。

「別に、太くないし」
 加奈は、かなりムキになってる。でも、太ももに関しては、正直太目だ。バレーボール部だった影響か、意外に筋肉もある。脚に関しては、おそらく筋肉の上に脂肪が乗ってるので必要以上に太く見えるのだと思う。

「いやいや、太いって。でも、俺は好きだけど」
 賢人はそんなことを言う。好きという言葉に、ドキッとしてしまった。
「へぇ、好きなんだ。私に惚れてたんだ。いい女は罪だねぇ」
 加奈は、やっぱり楽しそうに言う。二人の掛け合いは、見ていて子供みたいで面白い。

 加奈は、ニットもスカートも元に戻した。そして、3人でリビングで飲み始めた。と言っても、3人ともそれほど強くはない。
 ほろ酔い加減で、会話もさらに盛り上がっていく。
「加奈ちゃん、パンツ見えてるって」
 賢人が、目のやり場に困ったように言う。確かに、さっきから加奈のパンツはチラチラ見えてしまっている。スカートが短すぎる。

「え? 見せてるんだよ。童貞がオドオドするの、楽しんでるんだよ~」
 加奈は、ちょっと悪酔いだ。でも、可愛い顔なのでイジワルという感じは薄い。

「先輩、いいんですか? 他の男にパンツ見られちゃってますよ」
 賢人は、困ったように助けを求めてくる。でも、俺も別に減るもんじゃないしと答えた。加奈のパンツが見られていることに、不思議なほど興奮してしまう。
 加奈が他の男に性的な目で見られるというのは、夫としてはやめてくれと思う状況のはずだ。でも、俺はさっきから勃起したペニスを見られないように脚を組んだりしている。

「フフ、ホントは見たいくせに」
 加奈はそう言って、脚を大きく開いた。スカートはまったく無意味なものになり、ショーツが丸見えだ。薄いピンクの可愛らしい下着。でも、真新しい。もしかして、このために買った? 俺は、また嫉妬心が膨らむのを感じる。

「まぁ、見たいか見たくないかって言われたら、そりゃ見たいよ」
 賢人は、正直だ。
「良いよ、もっと見なよ。童貞君へのプレゼント」
 加奈は、どう見ても悪酔いだ。弱いくせに、飲みすぎたんだと思う。脚を拡げきっているので、ショーツははっきり見えている。
 そして、よく見ると大事な部分にシミが出来ているのを見てしまった。興奮して濡れている? ドキッとしてしまう。

「もう、充分だって。隠しなよ」
 賢人は、しどろもどろになっている。確かに、どう考えてもやり過ぎだ。
「興奮しちゃった? もっこりしてるけど」
 加奈は、ひたすらからかい続ける。でも、賢人の股間は確かにもっこりと盛り上がっている。俺と同じで、勃起しているようだ。

「そ、そりゃそうなるって。逆に、パンツ見られて勃起してなかったら、それはそれでイヤでしょ?」
 賢人はもっともなことを言う。
「それもそうだね。じゃあ、そろそろ隠すね。襲われそうだから」
 加奈はそう言って脚を閉じた。
「襲うか!」
 賢人は、慌てて否定する。
「そうだよね、そんな度胸ないもんね」
 煽り続ける加奈。これも、才能だなと思ってしまった。

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