年上の妻が隠していたのは、元彼との思い出のオモチャだった4(マガブロ 転載禁止)

前回の話

 涼子の、こんなに弱々しい顔は見たことがない。でも、見るなと言われてもどうしても見てしまう。涼子は、うつ伏せに寝たまま串刺しされるように責められている。
 長いストロークで、垂直に打ち下ろすようなピストンだ。追い詰められたような顔で僕を見つめる涼子は、普段は絶対に見せない弱々しい顔のままだ。

「すごいね、子宮に入りそうなくらい降りてきてるよ」
 和人は、本当に楽しそうに涼子を責めている。彼とは高校の時からの付き合いだが、こんなにもセックスがすごいとは知らなかった。敗北感を感じてしまう。


「ダメ、入っちゃう、子宮に入る……こんなの妊娠しちゃう。子宮の中に出されたら、孕んじゃう」
 涼子は、ますます弱々しい顔になった。でも、さらにとろけた感じだ。
「でも、メチャクチャ締め付けてるよ。このまま中に出されたいんでしょ?」
 和人も、興奮した顔で言う。僕は、すっかりとペニスが固くなっている。さっきは、情けなく中折れしてしまったが、いまは完全に復活していきり立っている。

「ダメ……本当にダメ……ううぅっ、あぁ、イクっ、オマンコイグッ」
 涼子は、弱々しい声で言いながら身体を何度も震わせている。もう、イキっぱなしみたいな状況だと思う。
「ほらほら、アイツ見てるよ。もう、完全に勃起してる。交代する? 俺は交代しても良いけど」
 和人は、余裕のある顔だ。
「い、良いから続けろよ。早く出して終われって」
 涼子は、トロトロの顔をしているのに強がる。
「じゃあ、アイツが見てる前で妊娠しちゃいなよ」
 和人も、かなり調子に乗っている。でも、その言葉で涼子はさらに顔をとろけさせる。

「うぅっ、あっ、んっ、あんっ、もっとっ! 子宮に入れてっ!」
 涼子は、我を忘れて叫ぶように言う。和人は、さらにストロークを強くする。床はきしみ、揺れているのも伝わってくる。

 僕は、結局ペニスをしごき始めてしまった。和人と交代して涼子とセックスをするべきなのに、二人のセックスを見ながらオナニーをしてしまう。最低の夫だと思う……。

「これ、マジで入りそう。でも、良いの? なんか、ヤバい気がする」
 あれだけ煽り散らしていた和人が、心配そうな顔になっている。そもそも、子宮にペニスなんて絶対に入らないと思う。でも、二人がそろってこんな事を言っているということは、あり得ることなんだろうか?

「うぅううっっ!!」
 涼子が、急に大きくうめき始めた。明らかに、リアクションの質が違う。
「は、入った……」
 和人も、さらに弱気な顔になった。
「良いから動いてっ! そのまま突き壊してっ!」
 涼子は、信じられないことを叫ぶ。和人は、その言葉に慌てて腰の動きを再開した。
「ヒィッ、ヒィぅっ、うぅ~~~っ!」
 涼子は、あえぎ声ではなくうめき声を上げている。歯を食いしばるようにして、うめきっぱなしみたいな状態だ。

 和人は、不安そうな顔のまま腰を動かし続けている。
「あぁ、イグ、イグッ、んぉっ、子宮に入ってる、おチンポ入っちゃってるっ」
 涼子は、よだれも垂らしてしまっている。この異常な姿を見ると、本当に入ってしまったのかな? と思ってしまう。でも、構造上あり得ないはずだ。

「ヤバい、マジで締まる。これ、最高すぎる」
 和人は、驚きと快感を感じているようだ。
「ダメ……こんなのダメ、あぁ、すごいの来る……見ちゃダメ……瑛太、あっち行ってて……見られたくない」
 涼子は、本当に酷い顔をしている。快感が強すぎると、こんな顔になってしまうのだろうか?

 僕は、涼子にそんなことを言われているのにまだペニスをしごいている。涼子は、本当に泣きそうな顔で、出て行ってくれと言ってくる。
 僕は、そっとリビングを出た。でも、薄くドアを開けて中を覗く。涼子は、強引に後ろを振り返って和人とキスをしていた。

 寝バックの体勢のまま、激しく舌を絡めている。どう見ても、涼子が主導でキスをしているように見える。和人は、嬉しそうに舌を絡めながら腰を動かし続け、涼子を串刺しみたいに責め続ける。

「んおぉおおぉっ、イグッ、イグッ、オマンコイグゥッ!」
 涼子は、野太い声で叫ぶ。こんな姿を見たことはない。涼子は、本気で感じていると思う。強い快感を感じて、あえぎ声も普通ではなくなっている。

「出すよ。このまま子宮の中に出すよ」
 和人は、やっぱりまったく余裕のない声で言う。
「出してっ、子宮の中に直接出してっ!」
 涼子は、いつもの怖い感じはなく、すっかりと可愛らしくなってしまった。そして、スパートをかける和人。涼子は、声も出なくなった。硬直したように固まったまま、後ろから激しく突き続けられている。

 そして、和人は思いきり腰を押し込みながら射精を始めた。その瞬間、涼子は背中を反らせるほどのけ反ってガクガク震えた。
「だ、大丈夫?」
 声もなく痙攣する涼子を見て、和人は慌てている。涼子は、返事もせずにグッタリと床に突っ伏した。

 和人は、慌ててペニスを引き抜く。涼子は、ペニスを抜かれても無反応だ。
「マジか……涼子さん、大丈夫?」
 涼子の身体をそっと揺らす和人。でも、やっぱり動きはない。快感で、失神する? 漫画やアダルトビデオだけの話だと思っていた。

 困った顔で僕を見てきた和人に、大丈夫だからシャワー浴びて今日は帰ってくれと伝えた。
「わかった。なんか、その……悪かったな。やり過ぎたよ」
 和人はそう言って、服を持ってリビングを出て行った。床にうつ伏せのまま失神している涼子……。
 脚はだらしなく拡がり、膣からは精液が流れ出ている。自分の妻のこんな姿を見たら、普通は貧血でも起こしてしまうと思う。

 でも、僕は興奮した気持ちのまま涼子の上に覆い被さり、いきり立ったペニスを突き立てた。弛緩しているので、あまり感覚がない。ペニスは、なんとか膣に入っていると思う。
 でも、長さが足りず、腰を振ったらすぐに抜けてしまいそうだ。僕は、敗北感にまみれている。まるで勝負になっていない。それでも腰を動かしてみた。

 やっぱり、すぐに抜けてしまいそうな感じだ。なんとか抜けないように腰を動かし続けるが、全力では腰を動かせない……。
 亀頭のあたりが肉に包み込まれている。でも、締め付ける感じもないし、感触も薄い。失神しているせいなのか、和人の巨根で緩くなったのかわからないまま、僕は腰を動かし続けた。

 涼子は、失神したままだ。うめき声一つあげない。まるで、寝ている涼子を犯しているような、罪悪感を感じながらのセックスだ。
 玄関の方で音がした。ドアが閉まる音だ。和人は帰ったようだ。そして、和人以上に涼子を感じさせたい……そんな一心で腰を動かし続けた。

 涼子は、相変わらず失神したままだ。床に突っ伏す姿は、大丈夫なのだろうか? と思うような弱々しさだ。僕は、ひたすら腰を振る。でも、刺激が弱いせいで射精しそうな感じはない。

 一体、どこがゴールなのだろう? 何をしたいのだろう? 自分でも、よくわからないまま腰を動かし続けた。しばらくあがくように腰を動かしていると、
「あれ? おチンポ小っちゃくなった……」
 と、涼子が少しろれつの怪しい口調で言う。完全に失神していたんだなと思った。

「なんだ、瑛太か……これって、ちゃんと入ってる?」
 涼子は、少しからかうように言う。僕は、しっかりと根元まで入っていると告げた。
「全然違うんだ。瑛太の、こんなに短かったっけ?」
 涼子は、悪気なく聞いた感じだ。僕は、これが限界だと告げた。
「そっか、それなら仕方ないか。じゃあ、私が上になってやるよ」
 涼子は、すっかりと口ぶりも表情も変わった。いつもの男勝りの感じだ。いつもの涼子に戻ってホッとした気持ちもあるが、さっきまでの可愛らしい涼子をもっと見たいという気持ちもある。

 そして、さっさとペニスを引き抜くと、僕を床に仰向けに寝転がらせた。いきり立って揺れているペニスを指でつつきながら、
「こんなに違うもんなんだ」
 と、からかうように言う涼子。馬鹿にされたような悲しい気持ちになりながらも、やっぱり興奮してしまう。

 涼子は、そのまままたがって騎乗位で挿入すると、腰を前後に動かし始めた。
「ちょっと、感覚鈍くなってるみたい」
 涼子は、戸惑いながら腰を動かす。僕は、和人ので拡がってしまったのかと聞いた。

「そうかも。あんなので失神するまで責められたら、しばらく緩くなるかもな」
 涼子は、バツが悪そうだ。それを誤魔化すように腰を動かし続ける涼子。でも、和人としている時のような、必死な感じはない。
 余裕がある態度……それほど感じていないのかもしれない。僕は、情けない気持ちのまま、気持ちよくないの? と聞いた。

「だから言っただろ? 感覚が鈍くなってるって。あんなのとさせるからだよ。後悔してる?」
 涼子は、腰を動かしながら聞いてくる。感覚は薄い感じはするが、やっぱり気持ちいい。絡みついてくる生膣の感触に、射精感は高まりっぱなしだ。

 僕は、後悔してないと答えた。
「だろうな。カッチカチになってるし。そんなに興奮した?」
 涼子に聞かれて、素直に興奮したと答えた。実際、異常なほどに興奮してしまった。その興奮は、いまも収まっていない。

 僕も、さらに質問を続けた。和人のペニスは気持ちよかったのかと。
「そりゃな。失神しといて、気持ちよくないって言えないよな」
 涼子は、やっぱりバツが悪そうだ。僕とのセックスよりも気持ちよかったのかと聞くと、
「そんなの、比べるものじゃないだろ? そんなの良いから、早く出せよ。アイツに負けたままでいいの?」
 涼子は、よくわからない煽りをしてくる。負けたまま? 中に出したら勝ちなのだろうか? 僕は、よくわからないまま腰を動かし始めた。

 突き上げるように動かし、少しでも奥にペニスを送り込もうとあがく。でも、やっぱり僕のペニスはどこにも突き当たらない。奥が気持ちいいと言っていた涼子……でも、奥を刺激することは出来そうにない。

 奥まで責められなくてゴメンと謝ると、
「そんなの生まれつきのものだから。気にしなくても良いよ」
 涼子は、珍しくそんな風に言ってくれる。優しい言葉をかけられると、不思議と落ち着かない気持ちになる。僕は、すっかりとイジられることに慣れてしまっているのだと思う。

 涼子は、そのまま乳首を舐め始めた。さらに快感が高まり、射精感がかなり強くなってきた。でも、和人のセックスに比べてあまりにも短いと思い、必死で堪えた。

「アイツのが子宮に当たると、本当に気持ちよかった。頭真っ白になって、中に出して欲しいって思った」
 涼子は、耳元でささやくように言う。そんな言葉に、激しく嫉妬してしまった。僕では出来ないこと……子宮に当てるなんて、一体どれほどの長さが必要なのだろう?
「ディルドと全然違った。大きさは同じくらいでも、気持ちよさが段違いだった。あんなの知ったら、忘れられなくなる」
 涼子は、そんなことを言いながら乳首を指で刺激してくれる。

 僕は、興奮が高まりすぎて射精を堪えるのが難しくなってきた。動きを止めると、すぐに涼子の腰が妖しく動き始める。感触が薄かった膣も、すっかりと元に戻った感じがする。

 涼子も、感触が戻ってきたと嬉しそうに言い始めた。
「良かった、ガバガバになったのかと思った」
 涼子は、本当にホッとした顔になっている。考えてみたら、こっそりとあのディルドでオナニーをしているのに緩くなっていないのだから、同じくらいのサイズの和人のペニスでガバガバになるはずはないのかも知れない。

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年上の妻が隠していたのは、元彼との思い出のオモチャだった3(マガブロ 転載禁止)

前回の話

 僕は、正常位でセックスを続ける二人の身体の間に手を差し込み、涼子のクリトリスをまさぐり続けた。ビックリするほど固くしこったクリトリスは、触っているだけでドキドキしてしまう。
 こんなに大きなクリトリス……元彼の調教のせいだろうか? 僕は、涼子の過去に嫉妬しながらペニスをまさぐり続けた。

「あっ、アンッ、気持ちいいっ! 瑛太もっと! クリ摘まんでっ!」
 涼子は、すでに我を忘れたように叫んでいる。僕は、言われるままに涼子のクリトリスを摘まんだ。
「ヒィッ、うぅっ、そう、もっと強くっ」
 涼子は、切なげに叫ぶ。僕は、痛くないかな? と思うくらいに強くクリトリスを摘まんでみた。

「アガッ、あぁ、ダメぇ、イクっ、イクっ、もっと強くっ!」
 涼子は、とろけきった顔で叫ぶ。こうしている間も、和人は腰を動かしている。クリを触っている僕には、和人の大きなペニスが涼子の膣に出入りしているのがよく見える。

「凄いね、オマンコ締まってきた。瑛太が見てると興奮するんだね」
 和人は、腰を振りながらからかうように言う。
「違う、そんなんじゃないから」
 涼子は荒い息遣いで答える。でも、どう見ても発情したように興奮しているみたいだ。

 和人は、ニヤけながら腰を振る。そして、さっきみたいにキスをした。涼子は無抵抗でキスを受け入れ、自分も舌を使っている。

 すぐ目の前で舌が絡み合っている……激しい嫉妬と焦燥感で目の前が暗くなるのを感じる。でも、僕は夢中でクリトリスを摘まみ続け、自分の股間もまさぐり続けている。

 ただディルドと比較するだけのはずだった。比較してすぐに終わるはずだった。それなのに、二人は本気のセックスをしながら舌を絡め合っている……。

「イグイグッ、オマンコイグッ! 瑛太……ダメ……見るな。凄いの……来る……」
 涼子は、歯を食いしばるようにして何かに耐えている。そして、ツラそうな顔で僕を見ながらそんな指示をしてきた。でも、この状況で見るなというのは無理がある話だ。

 僕は、涼子のとろけた顔を見つめてしまう。涼子は、一生懸命に何かに耐えているような顔になっている。それにしても、涼子がこんなに卑猥な言葉を口にするのは想像していなかった。
 これも、元彼に調教されて言わされるようになったのだろうか? かなり年上で、勃起も弱かった……一体、どんな人物だったんだろう?
 
 涼子の過去を想像して、強すぎる嫉妬を感じてしまう。そんな事もあってか、ついクリトリスを強く摘まんでしまった。
「ヒギィッ、うぅ、ああぁ……千切れる……」
 涼子は、動きがおかしくなっている。壊れたロボットみたいに、ぎこちない動きをしながら恍惚の顔を見せる。

「スゲぇ、メチャクチャに締まってきた。ヤバい、出そう……」
 和人は、余裕のない声で言う。それでも腰を動かしているし、奥にこすりつけるようにしている。
「あっ、アンッ、うぅっ、固くなった……もっと固くなった」
 涼子は、とろけきった顔であえぎ続ける。すると、二人はまたキスを始めた。今度は、涼子の方が先に舌を絡め始めた。夢中の顔で舌を絡めながら、うめき声をあげ続ける。

 僕の指先に触れるクリトリスの感触も、イク寸前のペニスみたいに固くなってきた。涼子の乳首も、見てわかるほど大きくなったように感じる。

「マジで気持ちいい。ホント、最高だよ」
 和人は、嬉しそうに腰を動かし続ける。彼にとっても、まさかの展開のはずだ。セックスをするのは予測していたかもしれないが、まさかこんな風に生セックスをするとは思っていなかったはずだ。
「あぁ、こすれる、カチカチになってる。おチンポこすれるっ、イグイグッ、オマンコイグッ」
 涼子は、我を忘れてあえぎ続ける。いつも強気で怖い涼子が、こんなにもセックスにのめり込んでいる姿はとても信じられない。

 僕は、こんな状況でもオナニーをやめられない。必至で涼子のクリトリスをいじりながらも、空いている手で股間をまさぐってしまう。

「イク。出して良い? 中に出すよ」
 和人は、余裕のない声でとんでもない事を言う。
「い、良いからイケッ、もう無理、どっちでも良いからイケ」
 涼子は、まったく余裕のない声で言う。涼子もまた、信じられない事を言っている。そんなのは絶対にダメなはずだ。

 でも、和人はその言葉を聞いて嬉しそうにスパートをかけ始めた。そして、またキスをする。涼子は、舌を絡めながら彼に抱きついている。
 中に出されてしまう……そんな危機感を感じているのに、僕はまだ涼子のクリトリスをまさぐってしまうし、オナニーも続けている。

「んぅっ、んっ、ん~~っ」
 涼子は、大きくうめく。もう、受け入れ体勢になったようにしか見えない。和人の力強いピストンは続き、肉がぶつかる音が大きく響いている。
 あんなに大きなものがこんなに激しく打ち込まれたら、内臓がおかしくなってしまうのではないか? そんな心配をしてしまうような、激しさだ。

 荒くなっていく息遣い、和人はメチャクチャに舌を使い始めた。もう、射精寸前と言う事がわかるような動きだ。僕は、やめてくれと思いながらも射精寸前だ。
 二人が子作り射精をしそうになっているのに、僕は涼子のクリトリスを強目に摘まみ続けている。二人のセックスを手伝うなんて、夫として、友人として常軌を逸していると思う……。

 すると、和人はいきなりペニスを引き抜き、猛烈にしごきながら射精を始めた。ペニスを引き抜かれた涼子は、のけ反りアゴを上げたような体勢のまま身体を震わせる。
「うぅっ、ヤバい」
 和人はうめくように言いながら射精を続ける。勢いよく、大量の精液が飛び散っていく。勢いよく飛びすぎた精液は、涼子の頭を越えてソファにも降り注ぐ。
 そして、涼子の美しい顔や髪、胸元やお腹も汚していく。真っ白の精液にまみれた涼子はあまりにも卑猥で、僕はうめきながら射精をしてしまった……。

「ヒィ、ああぁ、熱い……」
 涼子は、とろけた顔で言う。しばらく荒い呼吸をしていた和人が、
「ゴメン。かけちゃった」
 と、慌てた様子で言いながらティッシュを箱ごと手に取る。
「まったくもう……ドロドロになっただろ。こんなに汚すなら、中に出せよ。どうせ、妊娠しない日なんだから」
 涼子は、そんな風に怒る。でも、それほど怒っている感じではなく、むしろ少し優しげな表情になっているように見える。

「マジで? 出せば良かった。それにしても、飛びすぎた……」
 和人は、慌ててソファをティッシュで拭き始めた。
「あっ、なに汚してんだよ。ソファまで……臭くなるだろ、まったくもう」
 精液まみれのまま、涼子が怒った顔になる。でも、顔に精液がかかったままなので、怒っていても卑猥な印象だ。

「ごめんごめん。て言うか、顔も凄いね。ドロドロ」
 自分でかけておきながら、和人はそんな風に言う。友人の嫁の顔に精液をかけて、どんな気分だろう? 普段から仲の良い二人だが、とうとう一線を越えてしまった。

「わざとかけただろ。ヘンタイ」
 そんな風に言いながら、ティッシュに手を伸ばす涼子。
「え? ティッシュで拭くつもり?」
 和人は芝居がかった言い方をする。
「ハァ? そりゃ拭くだろ」
 涼子は、すっかりとペースを取り戻してきた。さっきまで、あんなにあえいでいたのがウソのように、いつもの男勝りの感じに戻っている。

「瑛太はそんなの望んでないみたいだけど」
 急に話を振られて、僕は焦った。
「どういうこと? 望みって?」
 涼子は、精液でドロドロのまま僕に質問をしてきた。強烈な姿だ。顔だけではなく、髪も胸もお腹も汚されている。よく見ると、下腹部のけっこう際どいところも精液にまみれている。
 これは、ギリギリ外に出したと言う事だろうか? それとも、射精の最後の方に、勢いがなくなった精液が垂れただけ?


 いくら安全日とはいえ、中に出すなんて問題外だし、膣の近くに精液が付着するのも心配だ。

 妊娠云々よりも、精神的なものが大きい。中に出して良いのは、夫だけのはずだ。かろうじて外に出したが、かなり危ないタイミングだったと思う……。

 涼子に見つめられ、返答に困ってしまう。でも、顔の精液が垂れていき、涼子の唇にくっついたのを見て、
「の、飲んで欲しい」
 と言ってしまった。
「ハァ? バカじゃないの? なんでこんな汚いもの飲まないといけないんだよ」
 涼子は、けっこう怒った顔になった。無理もないと思う。セックスするのを希望するだけでも以上なのに、そんな事を希望したら怒るのも無理はない。

 すると、和人がいきなりキスをした。涼子は、驚いて目が丸くなっている。和人は、自分の顔に精液がくっつくのも気にせずに舌を使い始めた。
 涼子の唇に付着していた精液は、そのままキスに巻き込まれていると思う。和人は、自分の精液が唇や舌に触れているのにキスを続ける。

 涼子は、慌てて顔を背けようとする。でも、和人はそのままキスを続けているし、涼子の顔の精液を唇でさらに巻き込むような事までしている。
 涼子は、かなり戸惑っている。でも、和人がまったく気にせずにキスを続ける事で、舌を絡め始めた。

 精液まみれのキス……和人がまるで気にしていないのが不思議で仕方ない。気持ち悪いと思う。とても僕では出来ない行為だ。
 でも、和人は自分の精液にまみれながらキスを続けている。戸惑っていた涼子も、積極的に舌を使い始めている。

 絡み合う舌に、精液が絡んでいる。不思議な光景だ。これが女性同士なら、アダルトビデオで見るような光景だ。でも、男が自分の出した精液にまみれてキスをするのは見た事がない。
 涼子は、興奮しきった顔になっている。普通にキスをしている時ではあり得ないほど、息遣いも荒くて顔もとろけている。

 和人は、涼子の頬の精液をすすり取ると、そのまま涼子の口に流し込むようにしてキスをしている。涼子は、まったく抵抗する事なくキスを続ける。
 そして、涼子の喉が大きく動いたのがわかった。その途端、ブルッと身体が震えた。

 精液を飲んでイッた? とても信じられない光景だ。でも、僕は射精したばかりのペニスをしごき始めた。あまりにも強烈な光景に、興奮が一気に高まってしまった。
 和人は調子に乗ったのか、少し上の方から涼子の口に精液を垂らしていく。涼子は、口を大きく開けてそれを受け止めると、すぐに飲んでしまった。

 まさかの光景だ。こんな風に精液を垂らされて飲んでしまうなんて、勝ち気の涼子がするとは思えない態度だ。唖然とする僕の前で、涼子はすっと口を開けた。まるで、もっと欲しいと言っているように……。

 和人は、すぐに涼子のまぶたの下辺りの精液をすすり取ると、すぐに涼子の口に垂らしていく。涼子は、舌を軽く出すようにしながらそれを受け止め、すぐに飲み干す。
 興奮した顔で精液を飲み干しながら、彼女は急に僕を見た。発情した牝犬のような顔……。美しい涼子がそんな顔をしていると、それだけで射精してしまいそうなくらいに興奮してしまう。

「なにオナってるんだよ。ヘンタイ。自分の女房が、こんなドヘンタイな事されてるのに興奮するのかよ」

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年上の妻が隠していたのは、元彼との思い出のオモチャだった2(マガブロ 転載禁止)

前回の話

 和人は、いきり立ったペニスを誇示するようにしながら、涼子のすぐ横に移動した。
「早く比べてよ〜」
 おどけたように言いながらも、涼子の顔にペニスを近づける。
「なんで比べなきゃいけないんだよ。バカじゃないの?」
 と、涼子は取り合わない。でも、珍しく動揺しているし、頬も赤くなっている。


「ほら、こことか俺の方が太いんじゃない?」
 和人は、カリ首のところを指さしながら言う。ディルドは、全体的に和人のものよりも太く見える。でも、カリ首の張り出し方は、良い勝負かもしれない。

「同じようなものだろ?」
 涼子は、ぶっきらぼうに言う。でも、そんな態度を取りながらも、視線は和人のいきり立ったものに固定されているようだ。
「触らないとわからないって」
 和人はかなりグイグイと行く。僕がお願いをしていると言うことも影響しているのだと思う。

「まったくもう……」
 涼子は、そんな風に言いながらもディルドを手に持った。そして、交互に見比べるようにし始める。
「やっぱり、こっちの方が少し大きいな」
 ディルドを見ながら言う涼子……。でも、和人は引き下がらない。
「いや、絶対に俺の勝ちだって。ほら、握り比べてよ」
 さらにペニスを涼子に近づける彼。ほとんど顔にくっつきそうな距離感だ。
「わかったよ、汚いもん近づけるなって」
 涼子はそんな風に言いながらも、結局和人のペニスを握った。右手に和人のペニス、左手にディルド、握ったり緩めたりしながら比べている。

 僕は、涼子が他の男のペニスを握っている状況に、強すぎる興奮を感じている。前回も、涼子が和人のペニスを握った時、人生で最大とも思えるくらいの興奮を感じた。
 潜在的にはそうだったのだと思うが、寝取られ性癖が一気に開花してしまった。

「う〜ん、微妙。ほとんど同じじゃない?」
 涼子は、けっこう真剣に比べている。
「手だとわかりづらいんじゃない? くわえてみてよ」
 和人は、直球勝負をした。まさかの提案だ。怒られる……どつかれる……そんな風に緊張したが、涼子はディルドをくわえ始めた。
 そして、擬似的にフェラチオをする。頭が前後に動き、本当にフェラチオをしているみたいだ。

「うわ、エロっ」
 和人は、かなり盛り上がった。すっかりと興奮した顔になっている。こんな風に、妻を性的な目で見られるのはやきもきしてしまう。
 なんというか、涼子を汚されたたような気持ちも湧いてくる。それなのに、僕は自分でも驚くほど勃起しているし、射精感も湧き上がっている。

「わかった。じゃあ、こっちも」
 涼子はディルドを吐き出すと、そんな風に言って和人のペニスをくわえてしまった。あまりにも躊躇のないくわえ方。ディルドをくわえる時と変わらないくらいに、気安くくわえた。

「おぉ、ヤバい」
 和人は、少し戸惑いながらも嬉しそうだ。涼子が、他の男のペニスをくわえている……脚が震えてきてしまう。そして、涼子はフェラチオを始めた。頭を前後に動かしながら、本当にフェラチオをしてしまっている。
 唇がカリ首に引っかかり、めくれるようになったりもしている。本当に卑猥でイヤらしい光景だ。

 まさか、自分の妻が他人にフェラチオをする姿を見るとは思っていなかった。そうなったら良いなと思っていたが、涼子の性格を考えると、実現不能だと諦めていた。

「舌、ヤバい」
 和人は、本当に気持ちよさそうだ。たぶん、口内でペニスに舌を絡みつかせているのだと思う。僕にもたまにしてくれるが、あまりにも気持ちよくてすぐにイキそうになってしまうほどだ。

 そして、短いフェラチオは終わった。
「うん。ここの所は和人の方が太かった。くわえづらくて仕方ないよ。確かにこんなに無駄に太かったら、若い子は無理だな」
 涼子は、口の周りを手の甲で拭いながら言う。唾液でドロドロだった口周りは、とりあえず綺麗になった。
「でしょ〜。どう? 試してみる?」
 和人はノリノリのまま質問する。
「ハァ? しないよ。こっちの方が全体は太いし気持ちいいから」
 涼子は、素っ気なく言いながらディルドを手に取った。
「いやいや、そんなオモチャに負けるはずないし」
 和人は、対抗心バリバリだ。そして、涼子の服を脱がせ始めた。
「な、なにやってんだよ。ヘンタイ」
 涼子は、珍しく動揺している。こんなに気弱そうな姿は、ほとんど見ることがない。

「まぁまぁ。だって、あんなこと言われたら証明したくなっちゃうよ。ちゃんと比べてみてよ」
 そう言って、和人はやっぱり涼子のブラウスを脱がせていく。抵抗はありながらも、あっさりと脱がされた。ブラジャーは、いつも使っている日常使いのブラだ。可愛らしいデザインと色だが、けっこうくたびれている。

 考えてみたら、涼子のランジェリーは可愛らしい系が多い。強気で怖い姉さん女房でも、中身は女の子なんだなと感じる。和人は、ブラジャーにも指をかけた。今度こそ怒るかな? と思ったが、意外にあっさりと脱がされていく。
 おっぱいが丸出しになってしまった……涼子は、とくに隠すこともなくむしろ胸を張っている。
「やっぱり良いおっぱいだね〜」
 和人は、テンションが上がっているのが伝わってくる。
「何してんの? 比べるとか言って脱がせて、セックスするつもり?」
 涼子は、淡々とした口調で聞く。
「もちろん! 比べてもらわないと、納得出来ないし」
 和人は、思いきったことを言う。

「ふ〜ん、そうなんだ。友達の嫁、抱くつもりなんだ」
 涼子は、冷たく言う。和人は、一瞬怯んだ顔をした。でもすぐに、
「もちろん。それとこれは話が別だから」
 と、わかったようなわからないようなことを言う。

「瑛太はどう思ってるの?」
 上半身裸の状態で、涼子が質問してくる。僕は、まさか話しかけられるとは思っていなかったので緊張してしまう。でも、試すくらいは良いんじゃないかと言ってみた。

「ハァ? 自分の嫁、友達に抱かせるつもり?」
 涼子は、急に半ギレの顔になった。僕は、いつものクセでごめんなさいと謝ってしまった。
 和人は、
「試すくらい、良いじゃん。ほら、まずはディルド使ってみてよ」
 と、グイグイと迫る。和人があまりに積極的なせいか、涼子は珍しく動揺している。

「なんでそんなことしないといけないんだよ」
 涼子は、やっと怒った顔に変わってきた。
「あれ? ビビってる?」
 和人は挑発的に言う。
「別に、ビビってないし。ビビるようなことでもないだろ?」
 涼子は、冷静に答える。確かに涼子の言うとおりだ。和人は、かなり無理筋なことを言っていると思う。

 和人は、言葉に詰まっている。なにもアイデアが生まれてこないような顔だ。すると、いきなり涼子の乳首にむしゃぶりついた。
「ちょっ、なにやってんだよ!」
 慌てる涼子。和人の頭を押して押しのけようとしている。でも、和人は覚悟を決めた顔で微動だにせず舐める。

 僕は、一気に脇に汗が噴き出てきた。まさかの行動だ。涼子が、他の男に乳首を舐められている? こういうのを見たいと思っていたくせに、強すぎる焦りを感じてしまう。

「コラ、いい加減にしろって」
 涼子はかなり強く和人を押している。でも、和人は右の乳首と舌で舐めながら、左の乳首も指で触り始めた。
「ウゥッ、ダ、ダメ、コラ、アッ、ウゥッ」
 涼子は、うめき声というか吐息というか、少し甘いものが混じる声を出し始めた。
 和人は、さらに激しく舐める。指で摘まむ力も強くなっているようだ。
 涼子は、抵抗がなくなってきた。うめき声もさらに甘い感じに変わっていく。他の男に感じさせられている……そう思うだけで、おしっこが出そうな程の焦燥感を感じてしまう。
 書道道具を忘れて小学校に行き、忘れたことに気がついた時の感覚だ。

「うぅぅっ、アンッ、ヒィ、うぅ、止めろ……」
 涼子は、意外なほど簡単に抵抗しなくなった。そして、顔が気持ちよさそうになっている。意外すぎる展開だ。てっきり、和人はどつかれると思った。でも、そんな気配もない。
「乳首カチカチ。敏感なんだ」
 和人はそんなことを言いながら舐め続ける。
「うるさい。もうわかったから。ほら、ディルド貸してみろよ」
 涼子は、少し声がうわずっている。僕は、涼子が乗り気に見えてドキドキしてきた。

「マジですか!? じゃあ、お願いします」
 そう言って、和人はディルドを涼子に手渡した。
「ホント、なんでそんなことが気になるんだよ。別にどっちでも良いのに」
 涼子は、ぶつくさ言いながらもスカートをまくり上げてショーツを降ろし始めた。もう、躊躇いがないし、羞恥心も感じていないように見える。

 涼子は、ソファの上で足を座面に上げる。M字開脚状態で、秘部も丸見えだ。

「うわ、メチャ濡れてる。やっぱり敏感だね」
 和人は、涼子の濡れすぎな膣口を見てからかうように言った。涼子の秘部まで見られている……でも、僕はさっきから興奮しっぱなしだ。
 本当に、涼子と和人はセックスするのだろうか? この状況でもまだ信じられない。涼子が、そんなことを許すタイプとは思えない。
「しつこく乳首舐められたら、誰でもこうなるよ。そういう風にオンナの身体は出来てるんだから」
 涼子は、あまり動揺していない。恥ずかしがっている感じもない。

「俺が上手いからだね〜」
 和人のこの底抜けに前向きな態度は、真似したいと思う。
「はいはい。瑛太、本当に良いの?」
 急に声をかけられて動揺してしまった。でも、動揺しながらうなずくと、
「そうだよな。どうせ、瑛太が頼んだんだろ? まさか瑛太が寝取られ好きとはねぇ……」
 と言われた。すべてを見抜かれていたみたいだ。僕は、なぜ気がつかれたのかわからない。そんな素振りも見せていなかったつもりだ。

「あれ? 知ってたの?」
 和人も、少し驚いている。
「まぁ、毎回あんな顔でこれ使ってたら、バレバレだよな」
 そう言って、ディルドを誇示する涼子……。なるほどなと思った。

「へぇ、そうなんだ。じゃあ、話は早いじゃん。ほら、早く試してよ」
 せかす和人。涼子は、苦笑いをしながらも、ディルドを膣に押しつけた。本当にするんだ……と思った瞬間、ディルドは一気に挿入された。
「んっ、うぅ……」
 軽くうめきながら、一気に根本付近まで入れてしまった。涼子の顔は、一気にとろけた。ドキドキするような顔になっている。

「んっ、ウゥッ、んぅ、アッ、アンッ、太い……あぁ、気持ちいい」
 涼子は、さっさと動かし始めてしまった。あまりに羞恥心がないように見えてしまうが、涼子らしいなとも思う。涼子は、かなりの速度で動かしている。
 比較するための動きと言うよりは、ガチでオナニーをしているように見える。

「うわ、エロすぎ……ホントたまんないな」
 和人は、血管が浮き出て破裂しそうに見えるほど勃起している。異常すぎる光景だ。いつものリビングで、涼子がディルドでオナニーをして、すぐ横に勃起した和人がいる……。
「んっ、ふぅっ、アッ、アッ、こすれる……あぁ、気持ちいい。奥当たる」
 涼子は、切なげな顔になってきた。イキそうになっている。こんなに早くイキそうになるなんて、涼子も興奮しているのがわかる。
「イクっ、イクぅっ、うぅああっ!」
 涼子は、いつもみたいに脚をピンと伸ばしながら果てた。たぶん、今までで最速でイッてしまった……。

 涼子は、少し無言になった。でも、すぐにディルドを引き抜くと、
「ほら、比べるぞ。早くしなよ」
 と、和人に声をかける。
「い、良いの?」
 和人は、思わず口ごもる。
「良いのって、良いわけないだろ」
 涼子はそんな風に言いながらも、脚をスッと拡げる。ディルドが抜けた直後の膣口は、少し拡がっているように見える。そして、溢れた蜜でドロドロだ。

 和人は、大慌てでコンドームをつけ始めた。

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年上の妻が隠していたのは、元彼との思い出のオモチャだった(マガブロ 転載禁止)

「え? また別れたの? どうせ、浮気したんだろ」
 妻の涼子が、遊びに来ている僕の友人の和人に、あきれたように言う。
「違うって、性格の不一致? 方向性の違いだよ」
 和人は、相変わらず適当なことを言っている。昔から、いつもノリが適当だ。イケメンでモテるタイプなので常に彼女はいるが、あまり長続きしたのを見たことがない。


 和人は高校からの友人で、親友と言っても良いと思う。草食系というか、どちらかというと内向的な僕に対して、彼はガツガツ行くタイプだ。明るく話題も豊富で、いつも友人達の中心に居る感じだ。
 ただ、正反対と言っても良い僕と彼だからか、不思議と馬が合う。昔から、よく一緒に遊んできた。今も、こんな風にちょくちょくウチに来て一緒に夕ご飯を食べる。

 涼子も、和人が来るのは迷惑とは思っていないようだ。おそらく、けっこう楽しみにしていると思う。
 涼子は、32歳の年上の姉さん女房だ。性格も勝ち気で、気の弱い僕は尻に敷かれっぱなしだ。でも、それが心地良いと思っている。
 涼子は、なぜ僕と結婚したのだろう? と思うくらいにイイ女だ。黙っていると氷の彫刻のように感じる美しく整った顔、笑うと、花が咲いたように暖かい印象になる。
 小さな顔に対して、口が少し大きいのがそう感じさせるのだと思う。パッチリした大きな瞳に見つめられると、誰でも恋に落ちるのではないか? そんな印象だ。

 涼子が僕の事を好きになって結婚にまで至った事は、いまだに謎だ。僕は、どこにでもいる、すべてが平凡な男だと思う。イケメンと言われることもないし、女性から告白されたこともない。

 今日は、夕食を終えて軽く飲みながら、主に和人の女性関係の話で盛り上がっていた。

「方向性の違いって、ロックバンドじゃないんだから」
 笑いながら言う涼子。でも、とても楽しそうだ。
「まぁ、あれだよ、いつものやつ。サイズの不一致」
 和人は、照れくさそうに言う。
「また? て言うか、下手くそなだけなんじゃないの? だって、赤ちゃん産むんだから、チンポの一つや二つ、余裕のはずだろ?」
 涼子は、からかう口調だ。普段から口は悪い方だが、酔うと余計に言葉遣いが悪くなる。

「産む前だからじゃない? 産んだら緩くなるかも。涼子さんもそうでしょ?」
 和人は、からかうように言い返す。
「う、うるさいよ。キツキツに決まってるだろ? なぁ、瑛太?」
 涼子は、僕に話を振ってくる。僕は、黙ってうなずいた。実際、涼子の膣はキツキツも良いところだ。いつも、あっという間に搾り取られるように射精させられる。
 出産前も今も、とにかくキツキツの膣だと思う。涼子は、ドヤ顔で、
「ほら。キツキツなんだよ。それよりも、もう何回目? その理由で別れるの」
 涼子は、少し心配そうだ。なんだかんだ言っても、和人のことは気にかかるみたいだ。こうやって見ていると、姉と弟みたいに見える。

「さぁ? 5回からは数えるの止めたんで」
「何かっこ付けてるんだよ。いっそ、切り落としたら?」
 涼子は、とんでもないことを言う。
「いやいや、そんなことしたら悲しむ女もいるんで」
「なに? まだ人妻と遊んでるのかよ。そんなことしてるから、結婚出来ないんだろ?」
 涼子は、軽蔑した顔で言う。
「いや、今は人妻とはしてないって。今遊んでるのは、離婚したママさんだけだし」
 和人は、そんな説明をした。彼は、彼女と上手くセックスが出来ないせいか、人妻とよく遊んでいる。セフレもいつもいた。
 出産経験のある女性は、痛がるどころか彼の巨根にどハマりするそうだ。ペニスの大きさで、それほど違うものなのかな? と思うが、彼の話を聞いていると、かなり違うらしい。

 僕は、おそらく標準程度の大きさだ。もしかしたら、それより小さいかもしれない。でも、それで不自由を感じたこともないし、もっと大きい方が良いと思ったことも特にない。

「まったくもう……。そんなことばっかりしてるから、上手く行かなくなるんだよ」
 涼子はあきれ顔だ。ここまでの会話で、僕はかなり好奇心を刺激された。この話自体、過去に何度もしているが、本当にそこまで大きいのだろうか?
 いくら大きいとは言っても、さっきの話でもあったように、赤ちゃんの頭よりはずっと小さい。見てみたいという気持ちになってしまった。

「まぁ、こればっかりは。どこかにいませんかね? アソコが緩い可愛い子」
 和人は、本気なのか冗談なのかわからないような口ぶりだ。
「なんだよそれ。別に、セックスだけがすべてじゃないだろ? しなければいい」
「まぁ、そうなんですけど。でも、俺性欲強いんで」
 身も蓋もないことを言う彼。

「この話も何回もしてるけど、そもそも本当にそんなにデカいのか? やっぱり、ただ下手くそなだけなんじゃないの?」
 涼子は怪訝な顔で言う。やっぱり、僕と同じような疑問を持ったみたいだ。
「え? 見ます?」
 和人は、涼しい顔だ。
「うん。見る」
 涼子も、あっさりと言う。すると、和人は本当にズボンのファスナーに指をかけた。僕は、慌てて止めようとした。でも、好奇心が上回ってしまった。

 和人は、あっさりとパンツまで降ろしてしまった。彼のペニスは確かに大きいように見えるが、勃起していないのでだらんとしている。
「へぇ、確かに大きいかな? でも、言うほどじゃないな」
 涼子は、小馬鹿にしたように言う。涼子が、他の男のペニスを見ている……そう思うと、心がざわつくのを感じる。
「いや、だってまだ勃起してないから」
 和人が慌てて説明する。僕や涼子に見られているのに、恥ずかしいと思っていないみたいだ。堂々としたものだなと思う。

「じゃあ、勃起しろよ」
「え? じゃあ、おっぱい見せて」
 和人は、悪ノリを始めた。でも、涼子はあっさりと上着を脱いでしまった。いつもの使い古しのブラジャーが姿を見せる。胸の谷間はなかなかの迫力だ。
 涼子は、巨乳と言われるほどではないが、それなりに胸はある。無駄な肉がなくてウェストもくびれているので、結構大きく見える。

 僕は慌てて止めようとしたが、それよりも先にブラをグイッと引き下ろしてしまった。涼子の胸が、丸見えだ……。乳首も見えてしまっている。
 乳輪も乳首も薄い色をしているし、張りもある。綺麗な良いおっぱいだと思う。なによりも、それを他人に見られてしまっているのが危機的な状況だ。

「うわ、メチャ良いおっぱい!」
 和人は、少し戸惑いながらも凝視している。
「だろ? 自慢のおっぱいだよ」
 涼子も、どこか得意気だ。すると、和人のペニスがムクムクと勃起を始めた。こんな風に、勃起していくプロセスを見たのは初めてだ。
「おぉっ、こんな風に勃つんだ」
 涼子は、けっこうびっくりしている。そして、和人のペニスは勃起し続け、確かに言うとおりの巨根になった。ヘソを越えた位置までそそり立っていて、包皮もずる剥けだ。
 カリ首は雨宿りが出来るのではないか? と思うほど立派で、敗北感しか感じないような立派なものだった。

「どうです? でっかいでしょ」
 和人は、無邪気な子供みたいな口ぶりだ。
「確かに、言うほどのことはあるな。こんなの見たことないよ。て言うか、ハーフとかクォーターだっけ?」
 涼子は、あっけにとられたように言う。
「いや、100パー日本人だよ」
「だよな。そんな顔だもん」
 涼子がそんな風に言うと、和人はトホホという顔をする。でも、そそり立ったペニスはそのままだ。

 涼子は、いきなり和人のものを握った。
「うぉっ」
 びっくりする和人。
「マジで指回らないな」
 握ったり緩めたりをしながら、涼子が言う。僕は、またパニックになりかかってしまった。他の男のペニスを握ってしまった……。止めないとと思うのに、身体も口もが動かない。
「太さがエグいでしょ。これでGスポットゴリゴリこすると、漏らしながらイクんだよね」
 和人は、かなり得意気だ。
「まぁ、デカけりゃ良いってもんじゃないし。こういうのは相性の問題だから。フィットしなかったら意味ないし」
 そう言って、涼子は手を離した。
「まぁ、そうだよね。涼子さん、フィットするか試す?」
 和人は、パンツを穿きながら言う。
「間に合ってるよ」
 涼子も、そんなことを言いながらブラジャーを戻していく。でも、面倒になったのか上着を着ない。そのまま、また飲み始めた。

 さっき他の男のペニスを握ったことなどなかったように、話はまた和人の結婚の話題になる。でも、涼子はブラジャー姿のままだ。僕が、服着ないの? と聞くと、
「サービス。良いもの見せて貰ったから」
 と、少しだけはにかんだように言う。こんな仕草は珍しいので、ドキッとしてしまった。
「良いものって思ってくれたんだ。もっと、見ますか?」
 和人は、上機嫌だ。
「出したきゃ出せば?」
 涼子は、ほとんど反応しない。でも、気持ち声がうわずっているように聞こえた。

 和人は、仕舞ったばかりのペニスを出した。彼のものはいきり立ったままで、やっぱり迫力が凄い。大きさと造形に怯んでしまう。
「ホント、無駄にデカいな。確かに、若い子だと無理かも。いっそ、シングルマザーと結婚したら?」
 涼子は、そんな提案をする。でも、さっきから視線は和人のペニスに固定されているようになっている。

「最初は普通の結婚したいんで」
 和人は、苦笑いだ。彼に結婚願望があるのも意外だったが、涼子がずっと彼のペニスを凝視しているのが気になってしまう。
「へぇ、そうなんだ。だったら、時間かけて彼女の膣を拡張したら?」
 涼子は、もっともなことを言う。
「拡張って、そんなに簡単に拡がるかな?」
「簡単だよ。太いディルドで責め続けたら、あっけなくガバガバになるから」
 涼子は、妙に具体的なことを言う。
「え? そういうプレイ、してたの?」
 和人は、かなり驚いている。僕も、ドキドキしすぎて吐きそうだ。

「べ、別に、拡張とかじゃないけど……多少拡がったかも」
 涼子は、恥ずかしそうに言う。僕は、びっくりしてしまった。そんな過去がある? まったく知らなかった。
「マジで!? 元彼とそんなことしてたの? なんで? 元彼、小っちゃかったの?」
 和人は、興味を引かれてしまったみたいだ。
「そんなんじゃないよ。ちょっと、年の差があったから。あんまり元気なかったんだよね」
 涼子は、けっこう言いづらそうだ。そんなに年上の男性と付き合っていたことがあった? それもまったく知らなかった。

「勃ちが悪かったんだ」
 からかうように言う和人。
「まぁ、歳だったしな。騙されたと思って、やって見ろよ。きっと、和人の無駄にデカいチンポでも入るようになるから」
 そんなことを言う涼子に、激しく嫉妬心が湧き上がる。元彼と、どんなプレイをしていたのだろう? 今さら過去に嫉妬しても仕方ないが、どうしても色々考えてしまう。

「今はオモチャは使ってないの?」
 好奇心いっぱいの顔で和人が質問する。
「使ってないよ」
「どうして? けっこう調教されてたんでしょ?」
「されるか。今は満足してるし」
 涼子はそんな風に答える。でも、本当かな? と心配になってしまう。僕は、和人のに比べると子供みたいに小さい。早漏気味だし、涼子を満足させているとは思っていない。
「ホントに? だって、さっきからずっと見てるじゃん」
 和人はからかうように言う。涼子は、少し慌てたように視線を外すと、
「そんなのおっ立ててたら、見たくなくても見ちゃうだろ」
 と言った。

「握ってよ」
「ハァ? なんで?」
「そのディルドを比べて欲しいから」
 そう言って、和人は涼子のすぐ横に移動する。涼子は、別に拒否をしない。ブラジャー姿の涼子の横に、勃起したペニスを剥き出しにした和人がいる……異常な光景だ。
 涼子は、あっさりと握ってしまった。そして、緩めたり締めたりをする。

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